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貯金は生活費の何ヶ月分が理想的?
突然、働けなくなった。
こんな状況になった時、あなたは安心して生活を続けて行くことができますか?
ここで重要になってくるのが貯金です。
貯金があれば、しばらくは生活ができますね。
では、貯金は、生活費の何ヶ月分あると安心することができるのでしょうか?
ここでは、貯金をするなら生活費の何ヶ月分あると安心なのか?を理由と共にご紹介します!
日頃の備えで、安定した生活を手に入れたいですね!
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もしもの時に備えておくべき生活防衛資金
「生活防衛資金」という言葉をご存じですか?
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんね。
生活防衛資金とは、
・会社が倒産した
・病気、ケガetc.で働けなくなった
など、あなたの生活で予想していなかったことが起きてしまった時の為に備えておくためのお金のことです。
順調に進んでいる毎日でも、何が起こるかは残念ながら誰にも分かりませんよね。
万が一、予想もしていない状況になってしまっても備えがあれば安心ですね。
でも、注意したい点があります。
生活防衛資金は、いざという時のあなたの生活費。
だから、普段の貯金とは別に管理することです。
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世帯別、最低限必要な理想の貯金額とは
前述した生活防衛資金としての貯金は、生活費の何ヶ月分あるのが理想的なのでしょうか?
答えは、世帯人数によっても違ってきます。
『ひとり暮らし(独身)』『夫婦2人暮らし』『子どもがいる世帯』では、必要な生活費が変わってきます。
それぞれ世帯別に見ていきたいと思います。
ひとり暮らし(独身)の場合
生活費の3ヶ月分が理想とされています。
ひとり暮らしの1ヶ月の生活費の平均は16万円というデータがあります。
ですので、目安の3ヶ月分だと48万円以上の備えがあるのが理想です。
夫婦2人暮らしの場合
夫婦2人暮らしの場合、共働きor勤めているのがどちらか1人、で生活防衛資金の目安が変わってきます。
【共働きの場合】
貯金の目安は生活費3ヶ月分が理想です。
夫婦2人の生活費の平均が1ヶ月約25万円というデータのもと、必要な生活防衛資金は75万円以上となります。
【勤めているのが1人の場合】
共働きに比べて多くの場合1ヶ月の収入が少ないので生活費6ヶ月分が理想とされています。
金額にすると150万円以上が生活防衛資金として必要になってきます。
子どもがいる世帯
子どもがいる世帯は、生活費の6ヶ月~1年分が理想とされています。
他の世帯に比べて、目安が多くなっていますね。これには、理由があります。
子どもがいると新しい仕事を見つけるのに時間がかかってしまうということが挙げられます。
また、子どもにかかる教育費など必要な支出があるのも理由のひとつです。
子どもがいる世帯(4人)の1ヶ月の生活費の平均が32万円とされています。
ですので、6ヶ月~1年分とすると192万円~384万円となります。
「そんなに!?」と思うかもしれませんね。でも、これはあくまでも目安です。
あなたの世帯の生活費が、必ずしも平均額と一致するとは限りませんよね。
我が家も子どもがいる4人世帯ですが、手取りの収入が、毎月の平均の生活費と同じ程度です。
だから、生活費も平均より少ないです。
大切なのは、貯金の金額の目安よりも必要となる生活費の日数の目安に注目することです。
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今からでも遅くない!生活防衛資金を貯めるコツ
安定した生活を持続する為には、生活費を貯めておく必要があります。
だからこそ、今から安定した生活を送るための貯金をスタートしたいですね。
ここでは、安定した生活を送るために必要な貯金を貯めるコツをご紹介します。
基本は、普段の貯金と同じです。
・専用口座をつくる
普段の貯金とは別の口座を持つことが確実に貯めるポイントです。
生活防衛資金は、万が一の時に必要なお金なので、その時まで決して手をつけないということが大切ですね。
お給料が出たら、自動的に専用口座に送金してくれるサービスを活用するのもおススメです。
・先取貯金をする
これも貯金の基本ですね。
お給料が入ったらまず、先取り貯蓄をすることが大切です。
毎月、決まった額をコツコツ貯めていくことが生活防衛資金を確実に貯める効果的な方法です。
・ボーナスを生活防衛資金に
例えば、生活防衛資金を1年間で100万円貯めるとします。
1ヶ月の目標貯金額は、8万円以上となります。正直、8万円は大きな金額ですよね。
ボーナスが支給される場合、ボーナスの一部を生活防衛資金の貯金に充てると月々の貯金額を少し低く設定することができます。
貯金を最優先するあまり、普段の生活に負担が掛かってしまうのは避けたいですね。
・生活費を見直す
普段の生活費を見直すこともおススメです。
「当たり前」だと思っていたものが、実は「ムダなもの」だった。
そんな気づきがあるはずです。ムダなものに、お金を払うことほどムダなことはありませんよね。
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まとめ
人は未来のことは分かりません。
だからこそ、貯金は大切になってきます。
あなたの生活スタイルに沿って、安定した生活防衛資金をコツコツ貯めていってくださいね!
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