子供が保育園から帰りたがらないその心理とは?対処法はあるの!?

どうして保育園から帰りたがらないの?

ママが保育園にお迎えに来ると、喜んですぐに走って帰る子もいれば、「帰りたくない!」と一切帰ろうとしない子もいます。

お仕事帰りに迎えにきて、家に帰ってからもしなければならないこともたくさんあるのに、中々帰ろうとしてくれない…。

お子さんを説得している間に、ママの方がへとへとに…。

こんな経験をされているお母さんも多いのではないでしょうか。

元保育士の経験上、子どもが保育園から帰りたがらない、という様子は全く珍しいことではありませんでした。

珍しいことではないにしろ、早く帰ってしまいたいのに、中々物事が進まない時間に、イライラし、どうしたら子どもが積極的に帰宅してくれるのか、『自宅が嫌なの!?』と悩んでしまうお母さんも少なくないと思います。

そこで、この記事では、なぜ、子どもが帰りたがらないのかという心理と、それに対する対処法についてまとめてみました。

子供が保育園から帰りたがらない理由は!?

それでは、なぜ子どもは保育園から帰りたがらないのでしょうか。

一つ言えるのは、
『家が落ち着かない場所だから、帰りたがらないのではないか』
と言ったような、マイナスな考えは捨てましょう。

それが原因ということは、まずありえません。

考えられる心理は2つです。

1つ目
単純に今、目の前にある遊びがとても魅力的で、離れたくないからです。
お友だちのことも好きだし、保育園の先生も好き。
そして、玩具や遊具など、遊べるものがたくさんある。

楽しいことをまだまだしたいし、帰りたくない!

という子どもの欲求の現れです。

 

2つ目
『お母さんをちょっと困らせたいから』といった心理です。
これは、お母さんのことが嫌いだから、というわけではありません。

私が保育士をしていて感じていたのは、『保育園』という場所は、子どもにとって、楽しい場所でもありますが、実際集団で行動しなければならなかったり、一人一人のワガママを聞いてあげられる場所ではないため、子どもたちは、少なからず常に緊張しています。

そのため、お迎えの保護者の方の顔を見た瞬間、みんな一度ホッとした表情をします。

自分のペースで物事を進められない、緊張していた時間から解き放たれ、駄々をこねたくなるのです

また、2~3歳からよく見られる『イヤイヤ期』など、自分の意見を通したいという自我が芽生え始めます。

まだ、自分の気持ちをうまくコントロールできない時期のため、その思いを受け止めてくれる相手に対しては、安心して、『イヤ』という気持ちや甘えを出すことができるのです。

このように、お母さんが嫌いだから、といった理由ではもちろんなく、甘えられる相手だからこそ、お母さんが近くにいるからこそ、安心してワガママが言えるのです。

少しでも早く帰りたい!その対処法とは!?

だからと言って、ずっと遊ばせておくわけにはいかないですし、少しでも早く家に帰り、晩御飯を作ったり、やらないといけないことをしたいですよね。

それでは、実際にお子さんが自主的に家に帰るように導くには、どのような対処法があるのでしょうか。

まずは、これは試されている方も多いかもしれませんが、
おうちに帰ったら〇〇しようか!?
帰りに△△見て帰ろうか!』など、
子どもが興味を持って帰宅を楽しめるような何かを用意しましょう。

家に帰ることに期待をもつことで自分から進んで帰ろうとする子どもも多くいます。

ただ、この方法を試されている方はご存知の通り、この方法は、効くときと効かないときがあります

おうちでの楽しみよりも、今目の前にある遊びを優先したい、という場合も多くあります。
目に見えない楽しみよりも、目に見えていて、すぐに触れることができる遊びに惹かれてしまうのです。

このようなときは、楽しいことに対して、子どもが外のことが見えないくらい、ワクワクしている状態なので、少し、クールダウンの時間を設けましょう

先生にOKをもらい、しばらくの間見守りましょう。

そして、少ししてから時間や回数などでしっかりと制限を設け、約束しましょう。

『〇時になったら帰ろうね。』
といった時間を決め、アラームを設定したり、

『あと△回したらおしまい。』
というルールを設けます

お迎えにきてからすぐと、少し時間を設けるのとでは、子どもの様子は大きく変わります。
この少しの時間が、子どもの日中の緊張がほぐれ、落ち着くことができるクールダウンの時間になるのです。

また、それでも約束を守らなかった場合は、どうして帰りたくないのかをもう一度聞き、約束を守ってくれなくて、お母さんが悲しい、という気持ちを伝えましょう

もちろん、このような方法で、絶対に上手くいく、というわけではありません。
予測不能なのが子どもですから、今日上手くいっても、明日は上手くいかないかもしれません。

そのため、お母さんは、子どものワガママを真っ向から受け止めないようにしましょう。

子ども自身も、自分の気持ちのコントロールができない時期なので、まともに相手しようとすると、お母さんがしんどくなってしまいます。

天邪鬼な時期なんだと割り切って、あまり深く悩みすぎないようにしましょう

まとめ

子どもは、家に安心があるからこそ、外にある刺激がとんでもなく楽しいものだと感じます。

保育士の立場から、お子さんを家に帰りたがらないのを説得しているお母さんの様子を見ていましたが、正直、本当に大変だと思います。

しかし、これも子どもの成長過程の一つです。

子どもが中々帰らなかった日は、スーパーでお惣菜を買って帰っても良いですし、家事を手抜きしても全く問題ありません。

とにかく、子どもにとっての一番の元気の源は、お母さんが笑顔でいることです。

お母さんが深く考えすぎず、しんどくならない程度に、お子さんの成長と向き合ってほしいと思います。

いつか、近い将来、お子さんが自分から『帰ろう!』と言ってくれる日が来ますよう、願っております。