育休明けの仕事復帰が不安で仕方ないあなたへ…両立する上で大切な事とは!?

仕事復帰への不安…!

9~10月は、保育所の申し込みの時期。

来年の4月からの仕事復帰に当たって、不安が大きく、

『本当に仕事復帰をするべきなのか。』

と悩まれている方も多いのではないでしょうか。

事実、私も現在0歳の子どもがいる為、同じように悩み、夫ともたくさん話し合いをしました。

仕事復帰を決め、動き出したところですが、今回、私が仕事復帰を決める上で、不安に思っていたこと。また、調べたり、多くの経験者の方に話を聞いたこと。今後、家事・育児と仕事を両立していく上で大切なことについてまとめてみました。

この記事が、今子育てで大変な中で、仕事復帰への不安を感じている方が勇気を持って、一歩踏み出せるきっかけになれば嬉しいです。

スポンサーリンク


仕事復帰への不安!考えだすと止まりません!

妊娠・出産を経て、仕事から離れ、いざ仕事を復帰するとなると、

楽しみ…!という気持ちよりも、

不安だ。と感じる方の方が多いと思います。

事実、あるアンケートでは、96%の人『復職に不安がある』と答えています。

それでは、皆さん、実際どのようなことを不安に感じているのでしょうか。

①子どもが寂しい思いをしないか。

やはり、それまで毎日一緒にいる子どもを保育所に預けることになります。
子どもが寂しい思いをしてしまうのではないか、また、保育所に馴染めるのだろうか、という不安が一番にでてきます。

考えれば考えるほど、子どもを保育所に預けることに対して罪悪感を感じてしまうのです。

②職場には、以前のように自分の居場所があるのか。

次に考えるのが、自分の仕事についてです。

復帰にあたり、周りのスタッフは、以前のように温かく迎えてくれるのか。
また、時間の短縮や、残業ができないことで周りが仕事をしている中、先に退勤することになり、嫌な思いをさせてしまうことはないか。

子どもが病気のときに急遽欠勤するなど、迷惑をかけてしまうのではないか。

以前のように、仕事で成果が出せるのか。
評価が下がったり、昇進ができなくなるのではないか。

出産前まで、仕事にやりがいを持って、バリバリ働いていた人ほど、その頃とのギャップに恐れる傾向にあります。

しかし、正直なところ、心配し始めるとキリがありません。
ある程度は、現在の自分の状況では『仕方がない』と割り切って、あまり深く考えすぎないことが大切です。

③家事と育児・仕事の両立ができるか。

仕事をしていた頃は、仕事だけで精一杯、また、現在は育児でいっぱいいっぱいの中で、復帰後、家事と育児、仕事の全てを両立しなければならない…考えるだけで大変だが、できるのだろうか…。

これは、復帰する上でほとんどの方が心配になるところでしょう。
しかし、あなたの身体は一つしかありません
できることは限られていますし、逆に言えば、あなたが無理をして体調を崩してしまうと、全てのことができなくなり、ストップしてしまいます。

全部を頑張ろうとしなくて良いのです。
家事は、休みの日にまとめてしても、困らないことも多いですし、育児も周囲に頼れるところは頼りましょう。

全部、自分一人でしなければならない、と気負わずに休めるときは休息優先で頑張りましょう。

 

このように、復職に向けて、不安を上げだすとキリがありません

なんと、復職前、不安を感じていた96%の方の半数が、

復職後のアンケートでは思っていたよりも楽しい!と回答したそうです。

とにかく、あまり深く考えすぎず、罪悪感等は捨て、自分が出来る限りのことをすれば良いのです。

スポンサーリンク



育児と仕事を両立する上で大切なこととは!?

とは言っても、復職に当たって出来る限りの対策はしておきたいものです。

そこで、両立する上で大切なことや、心構えについてお話したいと思います。

まずは、周囲を頼れる環境を作っておくことです。
自分一人で頑張ろうとせず、夫や祖父母など、仕事と育児を両立する上で協力を得られるように事前にしっかりと話し合いをしておきましょう。

また、ベビーシッターや病児保育の登録など、いざとなったときにすぐに利用ができるように、事前に調べて登録をしておきましょう。

あなたが仕事などで付き添えないイベントなど、一緒に参加をしてもらえるようなママ友を作ったり、しんどくなってしまう前に、悩みを相談できる相手を作っておくことも大切です。

復帰までに児童館(支援センター)や公園などで同じくらいの月齢の子どもをもつお母さんに声をかけたりしながら、子どものためにも、頼ることができる相手をつくっておくことが大切です。

もちろん、頼りっぱなしではなく、自分に余裕があるときはいつでも頼ってもらえるようなお互いにとって良い関係をつくることができるよう、努めましょう。

次に、仕事についてです。

出産前までと違って、成果を出せる仕事を任せてもらえなくなり、モチベーションが下がり、仕事に対してのやりがいをなくしてしまうことが多くあります。

やはり、目標が定まっていないと中々『やっている意味』を見出せないものです。

毎日、小さなものでも良いので、目標を持ちましょう。
その目標に向かって、仕事中はストイックに取り組みましょう。

できるだけ効率をあげる努力をし、時間が短い中でもその中でしっかりと仕事を仕上げられるように努めましょう。

その姿勢を周囲は必ず見てくれています。

その分、残業や持ち帰りの仕事は頼まれてもしっかりと断りましょう。
一度引き受けてしまうことで、次回断ったときに、『前回は受けてくれたのに…』と比較して考えられてしまいます。

やるべきときはしっかりと取り組むことで、残業ができなくても、急遽欠勤になってしまっても、反感を買うことはないでしょう。

また、仕事の状況は常にオープンにし、共有をしておき、何かあったときにスムーズに周囲に頼れる環境をつくっておきましょう

スポンサーリンク


まとめ

仕事に復帰する上で、

『本当に仕事を続ける意味はあるのか。』

と、悩むことは続くでしょう。

その度に、自分が一番大切にしたいものの割合を考えましょう

全てを100%大切にすることはできません。

例えば、
[育児:7 仕事:2 家事:1]
だと考えるのであれば、仕事の時間は、精一杯務め、それ以外の時間は仕事のことはもう考えず、とにかく子どもとの時間を大切にしましょう。

寂しい思いをさせてしまっていると少しでも感じるのであれば、一緒にいるときにスキンシップをとり、毎朝・毎晩ゆっくりと抱きしめ、お母さんはあなたのことを大切にしているよ、ということをしっかりと伝えましょう。

子どもは、未熟ながらも周りの空気には敏感です。
その分、短い時間であったとしても、子どもへの愛情をしっかりと伝える時間を作れば、必ずその愛を受け取ってくれるはずです。

逆に、あなたが無理をして余裕がなくなってしまい、しんどくなってしまっている姿を見ると、その様子も感じ取ってしまいます。

一番は、あなたが一人で頑張りすぎようとせず、気持ちに余裕をもった生活をすることが大切です。

自分一人でできないことを、悪いことだと捉えずに、周囲に頼る勇気を持ちましょう。

不安をもつことは当たり前ですし、常に悩み続けるとは思います。
また、忙しい日々が始まることも、避けられません。

しかし、あなたがいつかきっと、『あのときは大変だったけど、楽しかったな。』と笑って思い返せる日がきますよう、願っております。

スポンサーリンク