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子育てにつきまとうお金の不安
子どもが生まれるというのは、とても幸せなことです。
ですが、そこにどうしてもついてくるのが、『お金』の不安です。
『今の私たちの経済力で大丈夫なのだろうか!?』
『子どもに不自由のない生活をさせてあげたいけど、そのためにはいくら必要!?』
『2人目・3人目とほしいけど、育てていけるのだろうか!?』
このような不安や悩みを抱えている家庭はとても多いと思います。
事実、ある企業が行った調査によると、子育てをしている人の2人に1人がお金に対する不安を抱えていることが分かっています。
現在0歳の息子をもつ私自身も、今後2人目をどうするか、という問題について、経済面の観点から、夫と何度も話し合いをしています。
その話し合いをするにあたって、今、漠然と
『子どもを育てるってお金がかかるよね…。』
という印象を持っているが、実際に子ども1人を育てるのに、どれだけのお金がかかるのか?ネットや地域の支援センターを活用して、調べてみました。
また、今から節約していけるところがあるのか?
というところについても同時に情報収集を行いました。
今回は、同じような悩みをもつ方に、少しでも情報を共有し、
『子育て』をお金の面からマイナスに捉えてしまうことなく、前向きに取り組んでいけるよう、私が知ってよかった知識について、まとめてみました。
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実際、子育てっていくらかかるの!?
実際、子育てっていくらかかるの!?今の経済力で大丈夫!?
まず、結論から言います。
1人の子どもを育てるのに必要なお金は、
0歳~大学卒業までを見込むと、3000~3500万円ほどです。
もちろん、幼稚園~大学まで、それぞれ私立・公立のどちらに通うかによって大きく変わります。
今、大きい数字をドンッと発表してしまったので、これを見て
『うちにはそんな余裕ないよ。』
と暗い気持ちになってしまった方もいるかと思います。
しかし、当たり前ですが、
一気に3500万円払ってください!
というわけではないのです。
実際には、
0~15歳までは徐々に上がってはいくものの、年間90~150万円ほどの費用が必要となります。
16~18歳では、公立高校で年間150万程、私立高校で200万円程を目安として考えられます。
そして、実際に大きいお金が必要になるのは、大学入学以降です。
その18年後を目安に、少しずつお金を貯めていく必要があります。
また、多くの人が悩むのが、1人は育てられるけど、2人目・3人目は難しいかも…という問題です。
単純に考えると、2人目ができると費用も2倍に、3人目ができると3倍に…と考える方が多いと思います。
しかし、
実際は2人目にかかる費用は、1人目の80%と言われています。
要するに、1.8人分の費用で2人。
2.4人分の費用で3人を育てることができるのです。
これを聞くと、少しは、それなら頑張れるかもしれない…
と考えることができる方も増えるのではないでしょうか。
ただ、いくら2人目以降の方がかかる費用が少ないとはいえ、総額を考えると、震えるほど大きいことに変わりありません。
それでは、この費用を少しでも抑える方法はないのでしょうか。
節約ができるところについて、調べてみました。
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節約できるところは、『変動費』よりも『固定費』!!
節約の第一歩は『固定費の見直し』を
まずはじめに、節約ができるところと言われて思いつくのは、『変動費』と言われるところです。
外食費を含めた食費・旅費・レジャー費・衣類等の購入費など、お金をかける・かけないを選択できる部分です。
ここに関しては、とことん削ろうと思えば削れるところです。
衣類をお古でいただいたものにしたり、遊び場所を全て公園にします。
また、旅行に行かなかったら旅費はかからないですし、外食をしなければ食費はだいぶ削られます。
しかし、やはり子どもが経験を積んだり、自己肯定観を育てていくにあたって、全て削ってしまうのは避けたいものです。
その為、全て削ってしまう、また漠然とちょっとは節約していこう~と考えるのではなく、
月〇万円以内に抑える!や、ここを抑えて、〇月に旅行に行こう!など、正確な目標を決めて生活するのが大切になってきます。
そして、見落とされがちですが、実は変動費よりも節約できると言われているのが、『固定費』です。
これは変動費と違って、見通しを立てて削っていけるところです。
最もよく節約を考えられるところは、光熱費とスマホ代です。
私は、数年携帯ショップでスマホの販売員をしていましたが、スマホに関しては本当に無駄な費用を払っている方が多いです。
例えば、最新の機種にこだわりがないのであれば、一世代前の機種を選べば、それだけスマホ代が安くなります。
また、使用しない初月無料のコンテンツが、有料になってからもずっと契約されっぱなしで、毎月合計1000円程の課金がされていることもよくあります。
現在では、『格安sim』なんてものもあるため、安くしたい、と真剣に調べて動けば、もしかすると現在より月3000~5000円程安くなった!などということもあり得るのです。
また、光熱費に関しても同じようなことが言えます。
電気の自由化により、現在様々な企業が、電力会社と提携しています。
例えば、関西であれば関西電力と大阪ガス、など、電気とガスを元々はバラバラで払っていたのが基本でしたが、
現在は大阪ガスで電気をまとめて支払えたり、逆に関西電力でガス料金をまとめて支払うこともできるようになっています。
また、先ほどのスマホの会社も、電気事業に参戦しているとこもあり、でんき代をスマホ代とまとめて支払ができるようになっています。
こうして、電気やガスを他の会社や事業とまとめることで、
例えば、スマホ代から割引がされる、や電気料金が〇%割引される、などの優待が受けられるようになるのです。
このように、『固定費』の節約に力を入れることで、変動費と違って必ず毎月の費用削減になる為、その積み重ねで、最終的にはとても大きな節約になります。
このほかにも、『学資保険』や『NISA』など、詳しく調べてみると、
ただ通帳に入れて置いておくよりも多少でもお金が貯まりやすくなる方法も多くあります。
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まとめ
正直、私も調べていくうちに頭が痛くなってきたり、
もうわからない!と投げ出しそうになったときもありましたが、
少し休憩しながらも、しっかりと調べて相談して、取り組んでよかったと思います。
知らないままでは損をしてしまっていたこともたくさんありました。
不安や悩みを抱えながら、なんとなくお金を貯めたいな…
と思っているだけでは、お金は貯まりません。
まずは、重たい腰を上げ、現在の出費を見直し、
どこか削れるところはないのか、
何か方法があるのではないのか、
ということについてしっかりと調べる。
また、
『いつまでに、いくら貯めたいのか』
という具体的な目標を無理のない範囲でしっかりと定めることで、漠然としていた子育てにおいての費用の不安というのが、少しずつ『安心』にも変わっていくのではないかと思います。
まずは、第一歩、
しっかりと現実を知るところから始めましょう。
この記事が、今何もわからない状態で不安を抱えている方が、現実として捉え、一歩踏み出せるきっかけになれば嬉しいです。
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