腱鞘炎で育児ができない!どうして腱鞘炎になるの?その理由と予防法とは!

腱鞘炎?!手首が痛くて育児ができない!

手首が痛くて育児ができない!
腱鞘炎が酷くなる前にできる予防法とは!?

育児は一日中、抱っこをしたりと手首をよく使います

毎日忙しく子育てに奮闘している中で、手首が痛くなり、思うように家事や育児ができなくなった経験はありませんか?

実は、私も息子が生まれてすぐの頃、慣れない抱っこを繰り返していたことにより、腱鞘炎になってしまい、赤ちゃんを抱っこしたくても痛くてできず、自分を責めて泣いた経験があります

また、それだけ酷くなるまで放っておいたことで、手根管症候群という手のしびれにもつながってしまい、治療に長い時間がかかってしまいました。

この記事では、私の経験から、腱鞘炎が酷くなってしまう前にできる予防法や、なってしまったときの対処法についてまとめました。

少しでも当時の私と同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

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産後に腱鞘炎になりやすい理由とは!?

そもそも、なぜ子育てをしていると腱鞘炎になりやすいのでしょうか。

まず、一つの大きな要因として考えられるのが、女性ホルモンの変化です。

女性の身体のメカニズムとして、出産後、妊娠中に大きくなった子宮と骨盤を元に戻すために、多くの女性ホルモンが分泌されます。

この女性ホルモンは、手足の関節をスムーズに動かすために必要な腱鞘を収縮させてしまいます。

それにより、摩擦が起こってしまい、炎症を引き起こしてしまうのです。

この、産後によく起こる腱鞘炎は、いきなり発症するわけではなく、手首のだるさや硬さなどの違和感から始まります

そこから酷くなると、強い痛みがあらわれ、腫れやしびれなども起こり、抱っこすらできないなど、日常生活に支障をきたす状態にまで悪化してしまうのです。

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腱鞘炎が酷くならないための予防法とは!?

それでは、事前に腱鞘炎にならないよう、またそれ以上悪化しないようにするためにどのような予防策があるのでしょうか。
ママと赤ちゃんが笑顔で過ごしていけるために予防法について考えていきましょう。

まずは、当たり前だと言われるかと思いますが、何よりも大切なことは

手首を休める時間をつくることです。

これが、一番単純ですが、難しいことです。

実際に生活をしている上で、また何よりも子育てをしている上で、手首を使わないというのは不可能だと思います。

だからこそ、朝・昼・晩とそれぞれ5~10分ずつでも良いので手首を休める時間を作るのです。

そのタイミングで、手首や腕、手のひらを中心にマッサージをしたり、身体全体のストレッチをして筋肉の緊張をゆるめるなど、身体を労わるリフレッシュできる時間にしましょう。

また、多少赤ちゃんが泣いていても、抱っこする時間を少しずつ減らしていきましょう

私もそうでしたが、赤ちゃんが泣いていたらすぐに抱っこしないと!と思ってしまい、泣いているのを家事をしているときに放っているだけでも、『泣いているのに放っているなんて、母親失格なのじゃないか…。』と罪悪感を抱いていました。

しかし、腱鞘炎が酷くなってしばらく抱っこをしたくてもできない、となった時にそれは間違っていたことに気付きました。

無理をしてまで赤ちゃんを抱っこすることで、ママの身体がボロボロになってしまっては、元も子もありません。

赤ちゃんにとっての一番の幸せは、ママが笑顔でいることです

何が何でも自分がしないと!と思わずに、パパや、他にも頼れる人に抱っこを変わってもらったり、あまりにも泣き止まないときは、抱っこ紐を利用するなど積極的に手首の負担を軽減できる方法を検討していきましょう

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まとめ

今回お伝えした予防法は、あくまでも腱鞘炎になってしまう前やそこまで酷くない場合の『予防法』です。

痛みやしびれを少しでも感じている場合は、我慢ができなくなる前に必ず病院へ行きましょう

抱っこができなくなるほど酷くなってしまうと、私のように、完治するまでにとても長い時間を要することになってしまいます。

そうなると、目の前にいる小さい我が子を抱けないことが悔しく、自分を責めてしまうと思います。

先述したとおり、人に頼ることや自分の身体を積極的に労わることは、全く悪いことではありません

例えば、平日の日中などに身体の疲れを感じた場合で近くに頼れる親戚がいないときは、地域の一時預かり保育や、ベビーシッターサービスの利用など、ママの身体を休めることができる最善の方法を選択しましょう。

子どもを預けることに抵抗がある場合は、家事代行サービスなどを利用して家事を外部のプロに頼ることもできます。

また、現在では、キッズスペースがある整体など、お子様連れ歓迎の病院も意外と多くあります。

ママと赤ちゃんがいつでも笑顔で楽しく過ごせるよう、周囲にたくさん頼りながら前向きに対策していきましょう

大変なときだからこそ、無理をせず、数年後、あのときは大変だったけれど楽しかったなあ…と笑って思い返せるくらい、子育ての時間を存分に楽しんでほしいと思います。

応援しています。

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