高齢者が元気になれる言葉とは?ポイントは内容よりも『伝え方』にヒントあり!

高齢者を元気にする言葉。そして注意点とは?

将来自分が年をとったとき、自分より下の世代の方にとても素敵な言葉をもらえたら、すごく元気になれると思いませんか?

同じように、身近な高齢者さんへ言葉の贈り物を届けたいというシチュエーションが実際におきたとき、それならどんな言葉が良いのかいざとなると思い浮かばないですよね。

世代間ギャップという言葉を聞いたことがあると思いますが、世代によって感じ方や知っているものなどちょっとした違いがあります。
ですので、私達世代がうれしいという言葉を贈っても、受け取った高齢者さんが不愉快に思うような失礼な言葉はさけたいですね。

この記事では、素敵な態度で高齢者さんに伝えたら元気になってもらえる言葉について、ポイントをしぼってご紹介いたしますので、どうぞご参考にしてみて下さい。

高齢者に言葉を伝える時に気を付けたいポイント5選!

高齢者さんの中には、認知症になられた方や、介助が必要な方も多くいらっしゃいます。

健康で生命力がみなぎっている若い世代が、「手伝ってあげたい」という優しい気遣いをもつのは素敵なことなのですが、「手伝ってあげたい」という思いをおしつけないようにするのが大切な点となっています。

この点に注目すると、「手伝ってもらう側」の高齢者さんの心の中が少し見えてきます。
その心の中とは「子ども扱いは失礼だ」ということと、「プライドも大切にしてほしい」というデリケートな部分です。

これを踏まえて、言葉をかけるときに失礼にならないマナー5つをご紹介します。

1.
なれなれしい話し方をせずに、目線の高さに合わせてお話しします
できるだけでいいのですが、車椅子の高さにしゃがんで目線を合わせることも良いです。

2.
耳が遠く、目が見えにくい場合がありますので、ゆっくり・やさしく・大きな声で発音します。
実際、自分は早口で話したつもりがなかったのに、相手の高齢者さんから「やかましくて、うるさい!」と言われたことが過去ありましたので、思っている以上に!ゆっくりすぎるくらいでいいので話すのが本当にオススメです。

3.
いきなり話しかけると、びっくりしてしまう場合や、気づいてもらえない場合もありますので、最初にすこし「肩」や「手」にやさしく触れて、これから話しかけますという準備段階を踏むと、スムーズに聞いてもらいやすくなります。

4.
こちらが話しかけようとしたのに、お相手の高齢者の方がすごく話し始めてしまい、長くなってしまう場合がります。
会話のキャッチボールがうまくいかない時は、聞いてあげるということに切り替える方がいいという方法もあります。
その場合は伝えたかった言葉は「メモ帳」などに簡単なお手紙式のメッセージでお渡しするなど工夫するのがおススメです。

5.
実際の事実と全く違うことをお相手の方が言ってきた時は訂正などしないで、うなずいてあげるのがいいといわれています。
その場の雰囲気を壊さないように、上手に話を合わせられるようにするのがコツです。

高齢者がすごく元気になる言葉5選

1.敬意を示す言葉を選ぶ
例:「知りませんでした!さすが○○さん。」
「○○さんのおかげで、大変勉強になりました!」

2.素敵な部分を探した言葉を選ぶ
(できれば、容姿のことではないところで見つけるのが安全です)
例:「今日のお洋服のお色は、○○さんにとてもお似合いで素敵です。」
「いつも、○○さんの近くに行くとなぜか気持ちがいいのですが、素敵な雰囲気をお持ちだからですね。」
「これは、○○さんがお選びになったのですか?素敵なセンスで見とれてしまいます。」

3.知識についての言葉
例:「○○さんのおかげで、明日からそのようにしてみます。大変助かりました。」
「また、分からないことがあったら、○○さんに教えてもらいたいと思います。」
「私では、○○さんの技術には追い付かないけれど、目標にしたいと思います。」

4.現役に着目した言葉
例:「○○さん、まだまだ現役ですので私も後をついていきたいです。」
「私も○○さんのように、元気に長く続けたいと思います。秘訣があれば知りたいです。」

5.未来を感じられる言葉
例:「お孫さんは最近いつお会いしたのですか?次来るのが楽しみですね。」
「ご旅行やお買い物はお好きですか?行くとしたらどこがお勧めですか?」

※言葉がどうしても浮かばない場合
シンプルな「ありがとう」が効果抜群です。
人は、人の役に立て喜んでもらえることで、自分の存在を確かめられるともいわれています。
広い意味が込められた「ありがとう」の言葉だけでも高齢者の方は元気になってくれます。

まとめ

高齢者の方が元気になってくれそうな言葉を選ぶ前に、まず話しかけるときの態度も気を付けておくことが大切だということがわかりました。
年を取って、耳や目が不自由なことも考えて、大きな声でゆっくりと話すことで相手も気持ちよく言葉を受け取ってもらえますので、恥ずかしがらず言葉を伝えるときには挑戦してみてください。

自分もいつか年を取って、同じように若い世代の方からこんな言葉をかけてもらえたらうれしいのではないかな?という気持ちを込めて言葉をえらんでみるのがポイントですね。

言葉というのは不思議なもので、相手の年代や受け取り方によっては失礼になってしまうことがあるのですが、敬意をもって伝える姿勢があれば言葉選びはうまくいきます

伝える言葉がどうしても思い浮かばないときには、シンプルな「ありがとう」も役に立つと知っておくと安心です。

もし、身近な高齢者さんに元気になる言葉を探している場合には、是非この記事をご参考にしてみてください。