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ママが笑顔で過ごすための対処と予防!
何事も思い通りにならない子育て…。
気付かない間に疲れやストレスが溜まり、なんだか最近体調が良くない。
慢性的な頭痛に悩まされたり、睡眠不足のはずなのに夜も中々眠れない…。
常に『子ども中心』の子育ての中で、このようなつらい体調不良に悩まされているお母さんも少なくないのではないでしょうか。
また、体調不良に気付いても、しなければならないことが多く、休みたくても休めず、さらに体調が悪化してしまう、という悪循環に陥ってしまっている方も多いと思います。
元保育士で、子育てに関しては自信があった私も、出産後、何もかもうまくいかないストレスから、常にイライラしてしまい、疲れも取れず体調不良が悪化し、心療内科への受診から、薬を使った治療が必要になってしまいました。
半年間の治療と、周囲の協力のおかげで、現在は何とか笑顔で子育てと向き合うことができています。
この記事では、現在当時の私のように、悪化する体調不良の中で毎日必死で子育てに奮闘し、つらい思いをしているお母さんが、少しでも前向きに周囲を頼り、身体や心を休め、笑顔で育児に取り組んでいけるよう、体調不良の原因と共に、解決するための対処法と事前に防ぐための予防策についてまとめてみました。
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子育てのストレスによる体調不良は、あなただけではありません!
子育ては、全てが『子ども中心』の生活になり、24時間365日休みがありません。
また、どれだけつらく、しんどい思いをしていても、子育てを放り出すことも許されません。
自分のお母さんや周りの友だちも含めて、子育てのつらさはみんなが通る道で、みんなが乗り越えていることなのだから、『つらい』と言ったらダメ…。
このように考えてしまい、自分自身を追いつめてしまうお母さんも少なくないでしょう。
これこそが、お母さんが周りにSOSを出せず、体調を崩してまで頑張り続けてしまう要因であると思います。
周りに頼れず、『母親なんだから』と一人で頑張り続ける中で、日々の子育てに対する不満や疲れ・睡眠不足などによるストレスが自律神経の乱れにつながり、めまいや頭痛・腹痛(便秘・下痢)などの身体的な体調不良として現れてしまいます。
また、これには子育てによる身体の疲れも大きく関わってくることが多いです。
赤ちゃんの頃から、4~5歳になっても、『抱っこして!』とせがむ子ども。
独身の頃と違い、少しお出かけするにしても、子どもとのお出かけとなると、どこかに旅行に行くのかと思う程の大きな荷物を持ち歩くことにもなります。
これにより、首や肩・腰などに大きな負荷がかかり、慢性的な疲れにつながり、身体の血流が悪くなることで、子育てによる疲れを助長してしまいます。
また、この肉体的にも、精神的にも追いつめられることで、何事においても無気力、常にだるい等、精神的な体調不良が強くでてしまうケースも少なくありません。
このように、子育て中のお母さんが体調不良につながってしまう要因は本当にたくさんあります。
毎日必死で頑張っているお母さんであれば、みなさんに起こりうることなのです。
そのため、『自分だけが弱い』など、自分をさらに追いつめることは絶対に避けましょう。
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子育てのストレスによる体調不良を防ぐためには!?
先程お話した通り、子育てのストレスにより体調不良が起こってしまうことは全く珍しいことではありませんし、自分を追いつめる必要も全くありません。
しかし、だからと言って、体調不良に気付きながらも、「いつか治るだろう」と放置していては絶対にいけません。
つらい思いをしながら、現状を全く変えず放っておいた場合、体調が悪化することはあっても、治ることはまずないでしょう。
しっかりと、自分が体調不良であることを認め、少しでも早く回復ができるよう、自分自身の不調としっかりと向き合いましょう。
一番大切なことは、とにかく早い段階で、自分が今感じているストレスの大きさに気付き、ストレスの要因となっている部分を取り除くことです。
体調不良につながってしまう前に、予防を行うことが重要です。
そのために、まずは周囲に頼る勇気を持ちましょう。
自分のストレスや体調不良を取り除くためには、しっかりと自分の気持ちと向き合う時間が必要です。
夫や両親、近くに住んでいる友人など、頼れる人が近くにいている場合は、頼ることを恥ずかしいと思わず、思い切ってどんどんと頼りましょう。
また、私は夫の仕事が多忙で、両親も近くに住んでいなかったため、地域の『子育て支援センター』や、『一時預かり』を利用しました。
半日でも、子どもを預かってもらい、自分の時間を作ることで、身体を休めることができました。
また、裕福ではありませんが、夫に相談した上で、週に1回『家事代行サービス』にも頼りました。
それまでは、仕事をせずに家にいてるのだから、自分が全部しなければ!と思っていましたが、週に1回でもプロの力を借りることで、本当に負担が大幅に減りました。
最初は、ソワソワしていましたが、少しずつその頼っている時間を上手に使うことができるようになり、自分自身の身体を休め、リラックスできる時間に変えることができました。
このように、近くに頼れるところがない…と孤独を感じているお母さんも、一歩踏み出してみると、意外と身近に頼れるところがあるのです。
疲れを感じ始めた早い段階で、周囲に頼ることで、早い身体の回復が見込まれます。
取り返しがつかなくなってから動き始めると、私のように通院が必要になり、治療に半年もかかってしまうこともあります。
お母さん自身の限界がきてしまう前に、早い段階で、周りにしっかりとSOSを出し、助けてもらいましょう。
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まとめ
このように、
『母親なんだから、自分で全部しなければいけない』
という自分自身を追い込んでしまう考えや、
『完璧にしなければいけない』
という完璧主義な考えは、捨ててしまいましょう。
周りに頼り、あまり深く考えすぎないことが、ストレスによる体調不良を防ぐ一番の予防法です。
そうはいっても、その『完璧に!自分で!』といった考えを取り除くこと自体が頑張っているお母さんにとっては難しいことだと思います。
考えをすぐに180度変えようとすることは、それ自体がお母さんの負担になってしまうこともあると思います。
無理をしない程度に少しずつ、自分を甘やかし、落ち着いて身体を休める時間を作っていきましょう。
この記事が、今、つらい思いをしているお母さんが、少しでも早く心身ともに元気になって笑顔で子育てと向き合うことができるよう、一歩前に踏み出すキッカケになれば嬉しいです。
お子さんが大きくなったときに、『あの頃は大変だったけど、私も成長したなあ…』と笑って思い返せる日がきますよう、願っております。
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