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赤ちゃんのハイハイ!家の中は実は危険だらけ?
生まれたばかりの頃は、その場で泣くことしかできなかった赤ちゃんが、約半年を過ぎると、寝返り・寝返り返り・ズリ這い・おすわり、そしてハイハイまで。
たくさんのことができるようになり、嬉しい気持ちもある反面、目を離せなくなるという不安も出てきます。
自宅のお部屋には触って欲しくない場所や危険な場所がたくさんあると思います。
一緒に遊んでいるときや、ずっと見ていられるときなら良いですが、家事やトイレなど、どうしても目を離さなればいけないタイミングがでてくると思います。
そのような場合でも安心できるよう、赤ちゃんの手が届く範囲には、触っても大丈夫なものだけを置けるように工夫しなければいけません。
危険を防止するためには、どのような工夫をすれば良いのでしょうか。
小さな子どもがいるお家ではよく見かける、ベビーゲートやサークルなどの柵は必要なのでしょうか。
この記事では、元保育士の経験から、柵の必要性と共に、赤ちゃんがハイハイをし始めた頃からできる自宅での危険防止対策について、まとめてみました。
最近ハイハイをし始めて困っている!
もうすぐハイハイを始めそうだから何か対策しておきたい!
とお困りのお母さんたちの役に立てば嬉しいです。
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ベビーゲートやベビーサークルは本当に必要!?
まず、ベビーゲートやベビーサークルなどの柵は必要なのでしょうか。
あるアンケートでは実際には危険防止の為に柵を利用しているご家庭が約3~4割と、どちらかといえば使っていないご家庭の方が多いという結果が出ています。
設置したけどあまり使わなかった…という人もいるようなので、絶対に必要だ!というわけではないようです。
しかし、利用している人の満足度は比較的高いようで、危険防止にはとても役立つ物であることには変わりありません。
ベビーゲートが設置されている場所として多いのが、キッチンの入り口です。
火や包丁などの刃物・割れ物など、危険な物がたくさんあるキッチンに入れないように対策しておくことは不可欠です。
また、階段があるご家庭であれば、落下防止の為に階段にもゲートを設置されているご家庭ご多いようです。
しかし、ベビーゲートにしてもベビーサークルにしても、ある時期からは知恵がついてきてしまい、抜け出すことができるようになったり、壊してしまったりと、設置している意味がなくなってしまうことが多いようです。
個人差はありますが、ベビーサークルの中に入れると嫌がって泣いて暴れる…なんて子もいるようです。
我が家の場合は、狭いアパートだったため、すぐにどこにでも移動できてしまい、とても危険な場所だらけでした。
そのため、狭い部屋ではありましたが、リビングにベビーサークルを設置し、キッチンや他の部屋にはいけないようにしていました。
ズリ這いができるようになった頃からは、基本的に一緒に遊べるときは常に目を離さないようにして広いスペースで遊び、
家事をする間やトイレなど目を離さざるを得ないタイミングではベビーサークルに玩具をたくさん用意した上で入ってもらうようにしていました。
あまり長い時間になると、グズグズしだし、「出してー!」と言わんばかりに泣いていましたが、少しの時間であれば全く問題ありませんでした。
個人差により効果があるかどうかがわからないこと、費用も安くないこと、また、利用できる期間が少ないことなど、たくさんマイナス面も含めて検討した上で購入しましたが、少しの期間でも、ベビーサークルがあって良かったと思っています。
ご自宅の大きさや間取りなどに合わせて、ベビーサークルやベビーゲートが必要なのか、また、どこに設置するべきなのかなど、たくさん検討した上でご家庭によって、購入を検討してみてほしいと思います。
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ハイハイを始めた赤ちゃんへのおすすめの危険予防対策!
ベビーサークルやベビーゲートの設置以外にも、お部屋の中で危険防止のために対策しておくべきことがたくさんあります。
目に見えている物のほとんどが、赤ちゃんにとっては危険なものだと言っても過言ではありません。
まず、大切になってくるのが、テーブルなどの家具のふちや角に頭や顔をぶつけてしまうことへの対策です。
もちろん、常にベビーサークルで遊んでいる!という場合であれば必要ないですが、ベビーゲートのみ設置して、お部屋の中は自由に動き回れるということであれば、角やふちへの対策は必要不可欠です。
粘着テープでとりつけられるような角・ふちに貼れるエッジクッションなどを利用し、もしぶつけてしまったときにも衝撃を吸収してくれるような対策をしておきましょう。
また、家具の引き出しを開けてごっつんとぶつかってしまったり、中の物を次から次へと出してしまったり、といったことを防ぐために、引き出しロックをしておくこともオススメします。
そして次に対策しておきたいのが、コンセントです。
目に入ったものはなんでも触ってみたり舐めてみたりする赤ちゃんにとって、コンセントというのはちょうど目の高さにある格好の玩具になってしまいます。
コンセントの差込口に指を入れたり舐めたり、また金属の物を中に入れたりといたずらをすることで、感電事故が起こってしまうことも少なくありません。
コンセントキャップなどを利用し、使っていないコンセントの差込口はしっかりと塞いでおくようにしましょう。
他にも、網戸を開けて転落してしまうのを防止するために網戸ストッパーをつけておくことなど、赤ちゃんの危険を対策するためのグッズはたくさんあります。
一通り部屋を見渡し、また赤ちゃんと一緒に遊んでいる中で、危険だと感じる部分に関しては、その都度しっかりと対策していきましょう。
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まとめ
動く範囲が広がれば広がる程、対策もたくさん必要になってきて、危険なことや大変なことも多いですが、赤ちゃんの日々の成長はとても嬉しいことだと思います。
ハイハイができるようになれば、少し経てば立つことができるようになり、歩くこともできるようになっていきます。
対策の範囲も広がり、大変なこともどんどんと変化していくと思いますが、赤ちゃんの成長を喜び、楽しみながら日々を過ごしてほしいと思います。
赤ちゃんが安心して、元気に楽しんで生活していけるよう、今後も、その都度、細かいところまでしっかりと対策していきましょう。
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