共働きの家事分担がフェアじゃない!
仕事と家事は毎日のこと。このままだといつか爆発してしまう。
もしそう思い悩んで、離婚まで頭によぎるなら、そうなる前に修正すべきポイントが4つあります。それは・・・
①互いが主体性を持つ
②完璧を求めない
③他と比べない
④褒める
①互いが主体性を持つ
家事分担で最も大事なことはお互いに主体性を持つことで、役割が明確に見えてきます。
どちらか一方だけが主体的にあると必ず家事分担の比重が重くなります。
お互いに主体性を持つことで家事分担のバランスが見えてきます。
また、互いに感謝と労いの気持ちが生まれやすくなります。
②完璧を求めない
もし部屋が散らかっていても、
「あれもこれもやらなきゃ~」
と思わないようにする。例えばお部屋が散らかっているのなら、お部屋に見合った分量の生活物資なのか?といった別の視点に切り替える等してみましょう。
③他と比べない
「他人の庭の芝生は青い」とよく言いますが、他と比べるのはよしましょう。
目の前のパートナーと向かい合うこと、話し合うことが大事です。
④褒める
毎日、仕事に家事に子育てに頑張っているのだから、自分を褒めましょう。
具体的には家族を巻き込んで褒めてもらいましょう。
やっぱり褒められると嬉しいものです。
上記ポイントの具体的なところをこの記事でご紹介したいと思います。
目次
共働きの家事分担、私ばかり負担多すぎじゃない?
朝からバタバタして仕事も時間を気にしつつ、夕方も休む間もなく、子どものお迎えや夕飯づくりに子どものお風呂や歯磨き、寝かしつけ・・・。
寝落ちせずに戻ってきたら、散らかった玩具に残った家事と洗濯物の山を見てため息。
帰宅した旦那は自分のペースで食事をし、テレビを見ながら携帯片手にゲームしている。
自分のタイミングで入浴して、リビングのソファでリラックスしている・・・。
この瞬間、ついイラッとしてしまい、
「いいよね。自分のペースで出来てさぁ」
と文句を言うと、
「俺だって仕事して疲れているんだから、少しはゆっくりさせてよ」
と返ってきて、
「仕事しているのは一緒です~(怒)」
と険悪に・・・。
あーあ、なんでこんな風になっちゃったんだろうと悲しくなってしまうこともありました。
そんな中、コロナ禍で常時、在宅勤務になった旦那さんと変わらず現場に出勤する筆者。
このままだと、本当に回らない!!無理!!と気付き、緊急家族会議。(笑)
いろいろ試してみた数ヶ月で、ようやく分担が出来てきたのでご紹介します。
同じように悩んでいる方のヒントになればと思います。
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もう頑張りすぎるの、やーめた!
そもそも、自分がなんでこんなに大変なのかと感じた時に気付いたことが、それは・・・
〇食事はなるべく手作りがいい
〇部屋は綺麗に片付いていたい
〇子どもとの時間を大切にしたい
この3つが自分の中で軸になっていることに気づいたのです。
どれか一つでも出来ていない、達成できてないと疲れも加わってイライラが募り、一番身近にいる旦那にドカーンとぶつけてしまうわけです。
でもこれ、私だけがやるの無理じゃない?と。
そこで、お互いが機嫌よく過ごせる休日の夜に相談なんだけど…と持ちかけました。
この時に冷静に話し合える環境で!仕事のプロジェクトの相談のごとく(笑)
実際の相談事例を次にご紹介します!
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家事分担見直してみたら、楽になった
【相談例】
(問題提起)
平日は、帰りが遅くなっちゃうから子どもたちもお腹が空いて機嫌が悪くなることが多いんだ。
(具体的な解決法)
スムーズに寝かしつけするためには、16時になったら洗濯物取り込んで、お風呂と炊飯器スイッチ押してくれると助かる!
まずは、このお願いを1週間やってもらいましょう。
そして、すかさず
「家事分担してくれると、助かるわ~。ありがとね!」
労いの言葉をかけるのがポイントです。
また翌週には、さらにレベルアップした相談を・・・。
【相談例】
(問題提起)
日中子どもたちに関われない分、寝かしつけはママ!って甘えてくるんだよね・・・。
(具体的な解決法)
自分も疲れて横になると寝ちゃうから、お風呂入った後、お掃除と洗濯物干すのだけはお願いできる?
そんなこんなで、問題と具体的な解決法をお願いベースでやっていった結果・・・
旦那も主体的に動いてくれるようになり、筆者の家事が9割だったのが、ほぼ5割まで減ったのではないかな?と思います。
そこで実際に我が家で辿り着いた結果が下記の家事分担です。
【筆者の平日の家事】
〇朝ご飯準備
〇食器を食洗器へ入れる
〇子どもの送迎(帰りのみ)
〇汚れ物を出す
〇お風呂に子どもと入る
〇夕飯準備
〇登園準備、連絡帳記入
〇子どもの仕上げ磨き
〇絵本読み聞かせ、寝かしつけ
【旦那の平日の家事】
〇子どもの送迎(朝のみ)
〇室内の掃除機がけ
〇炊飯器のスイッチを入れる
〇お風呂の準備をする
〇洗濯物を取り込む
〇食洗器の中を片付けて、次のものを回す
〇お風呂掃除
〇夜のうちに洗濯物を干す
ざっと挙げてみただけでも、かなり分担できた!と思います。
1年前には、すべて一人でこなしていたので我が家はかなりの進歩かと思っています。
もちろん、旦那が在宅勤務になったことで協力を頼めるようになったことや家電を駆使し始めたこともあるので恵まれた環境にあるのかもしれません。
それでも、自分が倒れてしまう前に周りに頼める人や代替が効くものがあるのならば、まずは声を出してみることが一番だと思います。
そして、自分のなかで
「あれもこれもやらなきゃ~」
と思うのではなく、
「こんなに頑張った私、えら~い☆」
と褒めてあげましょう。
筆者は自ら、子どもたちに褒めて欲しい時は
「ママ、今日○○のお仕事頑張ったんだ!褒めて!」
とおねだりしちゃいます。
すると、100%の確率で
「がんばったね!!おつかれさまー!」
と褒めてくれます(笑)
すると、イライラしがちな夜にも笑顔が戻りますよ。
お子さんの話も同じくらい聞いてあげてくださいね。
あとは、常に部屋をきれいにしようと思ってぐちゃぐちゃな床を見ると、片付けがしんどくなるので・・・
そもそも玩具の量が収納に見合っている?
物が溢れがちなリビングの書類は小まめに捨てて、家族にも「これはどこに置く?」と巻き込んで、場所ややり方を共有していくことも大事かなと思います。
あと、疲れている時は睡眠優先!!これ大事!!
寝落ちしてしまっても、部屋がちょっと散らかっていても大丈夫!!
旦那さんとの分担も事情により難しいママは自分を積極的に労わってあげてくださいね。
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まとめ
いかがでしたか?
家族や夫婦のかたちは様々です。
隣の芝生は青く見えるので、
「○○ちゃんのパパ、子煩悩で家庭的でうらやましい~」
となることがあります。
確かに、言われなくてもデキるイクメンな旦那さんもいるとは思いますが…。
比べて嘆くのではなくて、目の前の旦那さんと向かい合うこと、話し合うことが大事なのかなと思います。
相手を思いやる気持ち、感謝の気持ちがあれば、まだまだ軌道修正できると信じたいですね。
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