子育てにおいて寝かしつけは避けては通れないことの一つですよね。
でも、子どもはそうたやすく、すんなり寝てくれない。
早く寝かせて私も寝たい。
家事がまだ残ってる。
焦る気持ちを抑えながら寝かしつけ。
いろんな子守唄を歌ってもなかなか寝てくれない。ようやく寝そうな時に近所を走ってる車のクラクションで目が覚める。
もうちょいだったのに、もう。。
イライラ。。。
イライラが伝わって泣き出す始末。
子育てではよくある悩みですよね。
そんな子育て真っ最中のあなた!
子どもの寝かしつけでついついイライラしてしまうあなた!
「1/fのゆらぎ」
って知ってますか?
寝かしつけするために是非知っておきたい豆知識なのです。
目次
はじめに
さて、子どもの寝かしつけ。
部屋を暗くして、
子守唄歌ったり、
絵本を優しい口調で読んであげたり。
だんだん寝かしつけしてると、こっちが眠くなってしまう時ありません?
うとうとしながら、子どもの寝かしつけ。はっと気がついて、そろそろ寝たかなと思って子どもを見たら目がぱっちり!目が合って子どもが笑うもんですから、また覚醒。
1からやり直し。
またイライラ。
でも、
なかなか寝てくれないながらも毎日のことだから、子どもが寝る時の流れって、だんだん見つかってきませんか?
例えば、
私が右横にいると寝てくれる率高いかも。
真っ暗の方が寝てくれるかも。
この抱っこの仕方だと寝てくれやすいかも。
などなど、
子どもが寝やすい環境を思考錯誤しながらも自然に作っているのだと思います。
これらはひょっとすると、共通したあるルールが作用していて、成立しているのかもしれません。
眠りやすくなるルール。
それが「1/fのゆらぎ」なのです。
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「1/fのゆらぎ」って何?
さて、
「1/fのゆらぎ」って何?って感じですよね。そもそも読み方もわからないですよね。
これ「エフブンノイチノユラギ」と読みます。
この「1/fのゆらぎ」ですが、この言葉をネット検索して頂くとたくさんの方がこの法則の説明をされています。大学の論文みたいなものもあったり、ひも解くとすごく難しい内容のようです。
ですが、この記事ではそんな大それた説明はしていません。ていうか、私は平凡な主婦なので、そんな説明そもそもできません(すいません)。
でも、ものすごく大雑把な説明ですが、
「1/fのゆらぎ」とは
「規則性のあるものの中にある不規則」
という事なのです。
「ん?」
余計わかりにくいですよね。
例え話で説明しますね。
「波の音」を思い出して下さい。
波って波が来たらザーって音が鳴って、波が去っていったらシーンてなりますよね。そしてこの「ザー」と「シーン」の繰り返し。これって規則的ですよね。
でも、
これって毎回一定ではないですよね。
「大きな波もあれば、小さな波もある」つまり不規則ですよね。
この波の音こそが「規則性のある中に不規則がある」ということをわかりやすく教えてくれています。
こういう「規則性のある中に不規則がある」音って自然の中でよく耳にするんですよ。
森の中の音であれば、葉っぱが風に揺れて音が鳴ったりして、でも風の強弱でその音も変わったり、
一定のリズム(規則性)の中にゆらぎ(不規則)があることが、
「1/fのゆらぎ」なのです。
そして、ここからが重要なんですが、
自然の音って心地よくないですか?
落ち着くというか。
これって「1/fのゆらぎ」が影響していると言われています。
「1/fのゆらぎ」は人が落ち着く音なのです。
落ち着く音に包まれれば人は眠くなりやすくなります。つまり、子どもを寝かしつける時にこの「1/fのゆらぎ」を使えば眠りやすくなるということです。
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子育ての寝かしつけはロボットにはできない理由
先ほども述べましたが、毎日寝かしつけしていると、うちの子はこうすれば比較的寝やすいなのとか、ある程度寝かしつける法則があるはず。
そしてよく考えてみると「1/fのゆらぎ」の法則を知らず知らずに使っていることもあるはずなのです。
例えば胸をトントンして寝かしつけたりするのもそうです。一定のリズムではありますが、機械みたいにトントンのリズムが完璧に一定ではないはずです。
抱っこしてゆらゆらしても、一定のリズムではありますが、抱き方を替えたり、抱えなおしたりと必ずしもずっと同じリズムではないはず。
子どもの寝かしつけで「1/fのゆらぎ」は自然と使われているんです。
ロボットや機械だと規則正しい動きは可能ですが、自然に不規則な動きを付け加えることは難しい。
この「1/fのゆらぎ」を作り出せるのは、人間だからこそなんだと思います。
子どもを寝かしつける時、やっぱり人間が寝かしつけないと心地よく眠れないのです。
そして「1/fのゆらぎ」を、既に私たちは生活の中で何気なく実践しているのです。
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寝かしつけでイライラした時は「1/fのゆらぎ」
子どもを寝かしつけしていてどうしても眠ってくれない時、ひょっとするとこの「1/fのゆらぎ」が作用していないのかもしれません。
眠ってくれないとイライラして、あーでもない、こーでもないと試行錯誤してしまう。一定のリズムがそもそも作られず、子どもも落ち着かない。イライラも伝わって余計に眠れないという悪循環があるのかもしれません。
そんな時は
「1/fのゆらぎ」
の存在を是非思い出して下さい。
一定のリズム(規則性)をとにかく保つようにしましょう。
トントンしたり、
ゆらゆらしたり、
私の子どもの場合は上下の運動が心地よかったようで、抱っこしながらスクワットしていました。かなり体は堪えましたが、一定のリズムのために毎日夜はスクワットでした。
「不規則」の部分は人間が自然に生み出しているので意識しなくても大丈夫です。
子育ての寝かしつけ、イライラしたその瞬間、「1/fのゆらぎ」を思い出してみて下さい。
リズムを意識すれば、心地よい環境が必ず作り出せるはず。
子どもを寝かしつけて、あなたもぐっすり眠って下さいね。
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