赤ちゃんの言葉は「教える」よりも「話しかける」方が有効!?その訳とは!!と題名を打ち出しましたが、
厳密に言うと「教える」という概念を取り払うということです。
赤ちゃんは日々いろんな音に囲まれて過ごしています。
その音の中の一つに「言葉」があります。
赤ちゃんは言葉と言う音をしっかり聞いてものすごい勢いで吸収しています。
だから言葉を教えるという難しいことは考えずに、赤ちゃんにはたくさん言葉掛けをしてあげて下さい。
あなたの言葉掛けが何よりの言葉の教え方なのです!!
目次
どうする!?赤ちゃんの言葉の教え方!コツってあるの?
「あ~~~。」
赤ちゃんが何かお話をしていますね!!
「そうだね。」
「うんうん。」
とお母さんも赤ちゃんのお話に耳を傾けていると思います。
まだまだ赤ちゃんとコミュニケーションを取るのは難しいですよね。
でも、お母さんの声はきちんと赤ちゃんに届いていますよ!!
赤ちゃんがおしゃべりする準備が始まっています!
「赤ちゃんはどうしたら言葉を覚えるの?」
「赤ちゃんにどのようにして言葉を教えたらいい?」
お母さんの赤ちゃんへの声かけが赤ちゃんが言葉を覚えるポイントになってきます。
「赤ちゃんに言葉を教える」
というよりは
「日頃の生活の中で赤ちゃんに言葉を伝える」
それくらいの気持ちで取り組んでいくとお母さんも気持ちが楽だと思います!!
この記事では、実際に私が取り組んだ赤ちゃんとの言葉のやり取りのポイントをご紹介します!!
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赤ちゃんに言葉の教えたい!いつから取り組むべき?
生まれた時は泣いてばかりの赤ちゃんです。
「泣くのが赤ちゃんの仕事」
そんなこともよく言われます。
赤ちゃんは泣くことで今の状態を発信しているのだと思います。
「どうしたの~??」
そんな声掛けを赤ちゃんにしてあげているかもしれませね。
「おなかがすいたのかなぁ?」
「オムツが気持ち悪いのかなぁ?」
不思議なことに、自然と赤ちゃんに言葉をかけていますね。
赤ちゃんに伝わっている様子はないのに・・・。
生まれたばかりの赤ちゃんはほとんど目が見えていません。
生後3ヶ月頃までに色を認識し、生後6ヶ月頃までには人の顔を認識できるようになると言われているんですね。
成長には個人差があるので、あくまでも目安で考えてくださいね。
だから、こちらがこの頃の赤ちゃんに言葉をかけてもあまり反応を感じることはできないと思います。
言葉をかけていても、この反応だと赤ちゃんに伝わっているのか、いまいちピンときませんね。
でも、実はあなたの声はしっかりと届いているんですよ!!
赤ちゃんの聴力は、あなたのお腹の中で育っている時にはすでに発達していることがわかっているんです!
よく、胎教でお腹の赤ちゃんに話しかけたり、音楽を聞かせてあげたり、読み聞かせをしたりするのはその効果があるからなんですね!
ということは、
生まれたばかりの赤ちゃんには
すでにあなたの声が届いているんです!!
生まれたばかりの赤ちゃんには
「言葉を教えてあげよう!」
という気持ちで話しかけていることは少ないと思います。
もちろん、私も言葉を教えることなんて考えていませんでした。
泣いて何かを訴えているから
「どうしたの~?」
と反射的に声をかけていた感じです。
でも、これってすごく大切なんです!
赤ちゃんの機能は色々な刺激を受けて発達していきます。
言葉を覚えるために必要な聴力は赤ちゃんの身の回りの様々な音を聞いて発達していきます。
キッチンで食事の準備をしている音、ベッドモービルから流れてくる音楽、
そして、あなたの声。
あなたから発せられた言葉は赤ちゃんの耳に伝わります。
この言葉かけがゆくゆくは赤ちゃん自身の言葉となっていくわけです!
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あなたの言葉掛けが何よりの言葉の教え方!
私の娘は
3ヶ月頃:声かけをすると声がした方に反応
6ヶ月頃:テレビなどの音に反応
1歳前後:「おいで」「ちょうだい」の言葉を理解
「マンマ」「ワンワン」など1語文を話す
1歳半頃:「マンマちょうだい」「ワンワンきた」など2語文をはなす
2歳頃 :自分のお名前を言う
このような感じでした。
実際、私が取り組んでいたことは
「日常的に話しかける」
「仕草や名前を伝える」
ということです。
赤ちゃんは自分自身で言葉を発する前に相手が言ったことを理解して反応し始めます。
例えば「おいでおいで。」と言いながら手招きをする。
「ここで待っているよ!」と伝わるように赤ちゃんの目の前で大きく腕を広げて待っています。
赤ちゃんもお母さんのところに行こうとハイハイを始めます。
ごくごくありふれた風景ですね。
でも、繰り返すことで赤ちゃんは自分で簡単な言葉を理解して
行動に移すようになります!
日常でも常に赤ちゃんに話しかけていました。
「話しかけていた。」
というよりは
「私の独り言を聞いてもらっていた」
大半はそんな感覚です。
「今日はいい天気だねぇ。」
「掃除しなくちゃね。」
出産後めっきり人付き合いも減ってしまったので、話し相手感覚で接していました。
初めは会話も私の一方通行ですがね。
ご飯の時には、
「マンマ食べようね~。」
「マンマ」
とその物を見せて「言い方」を伝えていました。
熱心に言葉を教えるというよりは日常の中での会話をしていただけです。
あとは、私自身本を読むのが好きだったので、赤ちゃんの頃から読み聞かせをしていました。
「ワンワン」「ニャーニャ」といったように絵や実物を見せながら「名称」を伝えることが日常でした。
身振り手振りで反応してくれるのがとっても嬉しかったです!
そのうち今度は簡単な言葉を自分で発するようになります。
私の娘が初めて発した言葉は「マンマ」です。
最初ははっきりと発音はできません。
「アンア」と母音がはっきり聞こえるような感じです。
言葉を覚え始めると、コミュニケーションを取るのがますます楽しくなります!
言葉が伝わることで育児も少し楽になりました。
ひとつ言葉を覚えると、いろいろと吸収するようになり、徐々に新しい言葉を発するようになります。
このように長い年月をかけて、自分で言葉を吸収し、そして自分の思いで言葉を発するようになります。
2歳の頃には会話のやり取りが楽しめるようになりました。
子供の成長には、やはり個人差があります。
息子は1歳半頃に1語文を話しました。
「うちの子は全然お話しない。」
と心配なこともあるかもしれません。
せっかちな子もいれば、のんびりな子もいる。
その子の個性があります。
もし心配なら、保健婦さんなどに相談してみるといいと思います。
あなたの言葉掛けが何よりの言葉の教え方です!!
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まとめ
赤ちゃんの成長の発達には、刺激が必要です。
だからといって
「色々やってあげなくちゃ!!」
と意気込む必要もないと思います。
日常の生活で赤ちゃんとお話をする。
それが大切なのだと思います。
そのやり取りのくり返しで、自然と赤ちゃんも言葉を覚えていきます。
我が子がどんなお話をしてくれるのか!?
想像しただけでワクワクしますね!!
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