9月に入ると、コオロギの声が聞こえてきて秋の夜空に浮かぶ、満月を眺める「お月見(十五夜)」。(その年によって、十五夜の日にちは変わります)
日本ならではの文化、素敵ですよね。
さて、今回は2歳児クラスの十五夜行事の製作でお悩みのあなたにアイデアをご紹介したいと思います。
目次
2歳児は何ができる?製作あそびの実態をまず知ろう!
〇絵の具やクレヨンでなぐり書きをしたり、のりを使って貼ったり、粘土遊びをすることができる。
〇指先を使って、ちぎる、丸めるなど表現することを楽しむ。
〇自分で作った製作で遊ぶことを楽しむ。
1歳児の時と比べて、できることがぐーんと増えますよね。
以上のことを踏まえて、3つの十五夜製作を考えてみました。
・平面の製作の場合
・立体の製作の場合
・十五夜のイベントで保育中に遊ぶ場合
では、一つ一つ見ていきましょう!
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十五夜行事におススメ!平面の製作の場合
①夜空をイメージするために、紺色の画用紙を用意します。
②紺色の画用紙に黄土色のクレヨンでなぐり書きをする。(ススキに見立てます)
③小さな白い丸をたくさん(十五夜はお月見に見立てたお団子を15個お供えするそうです。が、ここはご愛敬でも!)を保育者が用意します。
④茶色い台を画用紙で切り、その上に子どもたちに自由にお団子をのせていってもらう。この時、のりを少しずつ指につけて貼ることを伝えていけるといいですね。
「指に少しだけちょんちょんってつけて、お団子にぬりぬりするんだよ~」
のりの感触を嫌がる子には無理せず、スティックのりを用意して、すぐ手が拭けるようにお手拭きも置いてあげるといいですね。
⑤空いたスペースに黄色い丸(満月)をのりで貼る。
これで、夜空に浮かぶ満月とススキ、美味しそうな月見団子の完成です!
工程が多いので、飽きてしまわないよう2日にかけて遊びながらやってもいいかもしれません。
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十五夜行事におススメ!立体の製作の場合
作品を置く棚がある場合や、少人数でやるときにオススメの製作です。
①まず、空いたティッシュの箱やお菓子の空き箱を用意します。
(本格的にやりたい人は、空き箱の周りを茶色の紙で覆います。)
②白い花紙をお団子のように丸くして包みます。この時、強い力で破れないように、声掛けも行いましょう。
「お団子が割れないように、そーっと丸めようね」など、子どもがイメージできる言葉がいいですね。
③①の空き箱の上にお団子をのせていきましょう。ボンドで止めると落ちなくなりますね。
④箱にお子さんのお名前を書いたら完成です。
ボンドで止めなければ、そのままおままごとでお月見ごっこでも遊べますね。
茶色い紙コップにお団子を入れるだけでも、子どもたちには「お月見団子」!
自分で作ったものが遊べるのが、嬉しいですよね。
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十五夜のイベントで保育中に遊ぶ場合
幼児だったら、白玉粉を使って本格的にお団子を作るのも面白そうですが、まだまだ難しいのが2歳児。
そんな時は、「小麦粉粘土」を使用するのはいかがでしょう?
小麦粉粘土は小麦粉に水、少量のサラダ油、塩を足してパンが作れるくらいモチモチになるまで手でこねたものです。
子どもたちにうさぎのお面をつけてもらい、「小麦粉粘土」が入ったうす(ボウル)に杵(サランラップの芯を牛乳パックに貫通させてガムテープで固定)を用意します。
十五夜の絵本で由来を伝えた後に「うさぎさ~ん!十五夜のお餅つくの手伝って」と声を掛ければ、さあ楽しいイベントの始まりです(笑)
うさぎさんたちに、お餅をついてもらい、その後はみんなで小麦粉粘土を丸めてこねます。
段ボールで土台を作った上に、お団子をのせてもらえばクラスのみんなで作った巨大なお月見団子が完成です!
最後にお団子の前でうさぎのお面をつけたこどもたちの記念写真はいかがですか?
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まとめ
いかがでしたか?
十五夜は日本ならではの文化ですよね。
子どもたちに楽しく伝統を伝えつつ、製作への意欲や興味を引き出してあげられるといいですね!
楽しいお月見になりますように。
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