目次
はじめに
赤ちゃんのひじが抜けたかもしれない。
パニック!
冷静さを失った私がその時とった行動とは?
「赤ちゃんの肘が抜けたかもしれない。」
恐らくそのような状況下で急いでネット検索をしてこの記事に辿り着いた方もいるかもしれません?
同じような経験をした私から伝えられることをまずは端的にお伝えしますね。
赤ちゃんのひじが抜ける。
それが発生したのは日曜日の夜でした。
病院が診療している時間ではありません。
まず私の場合は、救急車を呼んでいいものか躊躇したこともあり、
♯8000(子どもの医療でんわ相談)に電話しました。
そこで、
「病院に行った方がよい」
「そのために病院に直接診てもらえるか確認して下さい」
そういった内容でした。
とても丁寧な対応でした。
そしてすぐに病院へ電話。
現状を伝えると緊急的に診療してくれることに。
医療証など必要なものを持ってきてください。
入り口は締まっているので、裏口に緊急診療の窓口があります。
そこを訪ねて来て下さい。
これもまた、冷静に丁寧に教えてくれました。
車で病院へ向かう。
病院へ到着。
受付を済ませてドクターのところへ通されました。
当直の先生が対応してくれました。
「肘内障(ちゅうないしょう)の可能性がありますね」
先生が子どもの肘を動かし始めて数秒。
子どもの鳴き声がピタリと止まり、笑顔になる。
「肘内障(ちゅうないしょう)ですね」
肘が抜けていたので、元に戻しました。
一度抜けると抜けやすくなるので気を付けて下さいね。
治療は一瞬でした。
子どもは何事もなかったかのように笑顔。
いろんな人に助けられ、一件落着。
あなたの参考になるかはわかりませんが、
経験談をお伝えしました。
詳しいところは、以下に記そうと思います。
お時間あればご覧ください。
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ひじが抜けた原因は何?
前述もしましたが、
私も子どもがまだ赤ちゃんだった時(生後6か月くらい)に肘が抜けるといったことが発生しました。
でも発生したその時はひじが抜けたのかどうか以前にいったい何が起きたのか訳がわかりませんでした。
赤ちゃんは何かを訴える時、泣くという方法でしかそれ伝えることができません。
親はその訴えをいかに的確にキャッチするかなんですが、
冷静さを失っていると余計にわからないものです。。。
急に大泣きして、いつもの泣き方とは全く違うものでした。
額には汗をかいている。
見た目にケガをしている箇所もありません。
いったい何が起きたのか?
子どもが泣く前の出来事について記憶を辿りました。
食事も終えてしばらくしているので、食事が原因でもないよな。
入浴をしていた時もご機嫌。これも違うか。
着替えをして、ゴロゴロしていた時に急に大泣き。
着替えとゴロゴロで何か起きたのだろうか?
服を着がえさせたのは、旦那でした。
私:「着替えの時何かあった?」
旦那:「いつも通りだったけど。でも、袖を通したときに親指が引っ掛かったかもしれない」
私:「それだ!」
子どもの手を見てみると確かに動いていない。
しかも触ると大泣きがさらに大泣きになる。
腕全体がぶらんとして力が入っていない。
きっと旦那が着がえさせた時に親指を負傷したのかも。
旦那:
「親指かもしれない。でもその時は泣いていなかったのは何故だろう。
その後寝返りした時に同じ腕が下敷きになって、何かしら負担がかかったようにも見えたから、肘(ひじ)に何かあるかもしれない」
状況と記憶を照らし合わせると、
親指と肘に何らかの原因があるようでした。
しかし確信も持てません。
うーん。救急車を呼ぼうか。
躊躇しました。
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♯8000へ電話してみた!
そこで、♯8000に相談することに。
ちょうど電話がつながる時間帯。
♯8000は子どもの医療でんわ相談の電話番号です。
厚生労働省が行ってます。
都道府県によって多少対応時間は異なるようですが、
医療機関が開いていない時間帯に相談できる、電話相談窓口です。
♯8000に電話。
電話口には優しそうな女性の声。
質問を受けながら状況をゆっくりと聞いてくれました。
そこで、言われたのは
「医療機関にすぐにかかった方がよいということ」
そして、緊急で受けてくれる病院の情報を自宅から近い順番に電話番号と合わせて教えてくれました。
教えてもらった通りに病院へ電話。
いくつかの医療機関の電話番号を教えてもらいましたが、一つ目の病院で診察対応してくれることになりました。
「よかった」
休日でしかも時間外、
病院のメインゲートは締まっているので、救急用の窓口に来てください。
医療証等持ってきて下さいね。
おそらく電話した時にパニックになっている私に冷静に教えてくれました。
車で病院へ向かう途中も子どもは泣き続けていました。
泣きすぎて疲れたのと痛みもあり、少しぐったりしているようにも見えました。
病院へ到着。
さすが♯8000の方!
車で5分~10分で到着する近くの病院でした。
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病院到着!
病院ではその日の当直の先生が子どもを見てくれました。
先生は普段大人しか診ていないらしかったのですが、快く診てくれました。
私たち:「先生!親指か肘に何かあるかもしれないんです。」
先生:「親指は大丈夫だと思います。肘に原因がありそうですね。
おそらく肘内障です。肘に負担がかかるようなことはありましたか?」
私たち:「寝返りの時だと思います。」
先生:「では診てみますね。」
先生が子どもの腕を持ちあちこち動かし始めました、
最後にガシッと腕をはめ込む。
その間、僅か数秒。
大泣きしていた子どもが、急にニコニコ笑いだす。
奇跡です。先生すごっ!
先生:
「肘内障ですね。子どもでも体の構造は大人と同じなので、
抜けていた肘をはめ込みました。
肘は一度抜けると、子どものうちは特に抜けやすくなります。
気を付けて下さいね。」
そう言って診察と治療は終わりました。
という訳で子どものひじ抜け騒動が終わりました。
子どもが無事で本当によかった。
今度はホッとした私が大泣きでした。
あとで、その病院のことを調べてみると
有名アスリート選手も通うような名の知れた整形外科だったようです。
♯8000の方
病院の受付
先生
まさに神対応でした。
その出来事があって以降、幸いにして子どもの肘が抜けることはなく元気に過ごしています。
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補足
補足ですが、
今回緊急事態が発生した時にパニックになってしまった経験を生かして、
緊急時用に
我が子の名前
家の住所
かかりつけの病院
先生
診察券番号
服用中の薬
病院の電話番号
実家の電話番号
などなど
を紙に書き出して壁に貼り付けておくようにしました。
我が子の名前なんておおげさな!とも思うのですが、もしものパニック時には意外と思い出せなくなることも十分考えられると思ったので、その張り紙を作ることにしました。
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