目次
はじめに
子育てはストレスがつきものですよね。
でもストレス解消などせずに放っておくと、やがて気持ちが不安定になり、うつになる。てこともあるのです。
だから子育てのストレスからうつにならないように、気を付けないといけません。
実は私は子育てストレスで、うつになったことがありました。
その時の私の経験談と経験から学んだ「うつにならないために気を付けたいこと!」をこの記事でお伝えしたいと思います。
スポンサーリンク
私は子育てストレスでこんな風にうつになりました
私がうつになった原因を語る上で、出産前のことにも触れなくてはなりません。
とうのも、私はハイリスク出産でした。細かく話すと今回の記事テーマから反れてしまうので、割愛させていただきますが、出産の数か月前から入院していたんです。
無事に出産できるのだろうか?という不安だけでなく、子どもは大丈夫なのか?私の身はどうなるのか?期待はありましたけど、不安はその倍大きくありました。数か月間の絶対安静の入院生活。それだけでもけっこう負担だったなぁ。お腹の子どもも心配でした。
ハイリスクではありましたが、結果的には無事に出産。赤ちゃんが生まれた時は本当にホッしました。
こんな感じで出産前からあれこれ頭を悩ませていたんです。入院生活も長かったので、きっとその頃からストレスは徐々に溜まっていたのかと思います。
あと、出産前にめちゃくちゃ心配していた分、生まれてきた子どもに対して必要以上に「大切にしなきゃ」という思い入れが強かったと思います。
生まれてからというもの「超過保護」な子育てになってしまったんです。
だから、ちょっとしたことでも「大丈夫かな」と心配になっていました。
この抱っこの仕方でいいのか?
この食べさせ方でいいいのか?
このお風呂に入れ方でいいのか?
何もかもが慎重過ぎるほど慎重で、全力を出し切っていました。
子どもが寝たらほっとして、本来なら自分も眠くなるもんなんでしょうけど、アドレナリンが出てたんですかね、眠くならないんですよ。常に気を貼っていて。休まることもなく。そんな状態が半年くらい続いていました。
旦那はどうだったか?
もちろん協力してくれていました。
でも、なんて言うんですかね。その時は自分がしっかりしなきゃダメだ。自分がやらないと気が済まなかったところがありました。一人で抱え込もうとしてたんでしょうね。
あと、私の実家は遠方でして。気軽に親と会える距離じゃなかったんです。友人もみんな働いていて、何かの際に身近に相談できる人がいなかったんです。
疲れているのに眠れず。
子育てが不安で仕方ない。
それでも誰にも相談せずに一人で抱え込もうとしていた。
こんな生活を半年ほど続けた時に、ついに不安定になったんですよ。うつになっていたんだと思います。
ハイリスク出産だったこともあり、しばらくは子どもの定期健診で病院によく通院していました。
小児科の先生は結構親身にお話を聞いてくれる先生でして、子どものことはもちろん、私にも気づかいしてくれていました。
「お母さん大丈夫?最近疲れているようだけど眠れている?子育てのストレスでうつになってない?」
そう言われてハッとしました。
病院からの帰りに何故だかわかりませんが涙がでてきました。
きっと、限界だったんだと思います。
スポンサーリンク
うつだった時の私はこんな状態だった
と、ここまでが私のエピソードなんですが、
その時の私は下記のような状態でした。
・睡眠不足
とにかく、眠れませんでした。疲れているはずなんですが眠くならない。
・感情が不安定
感情の起伏が激しい時もあれば、逆に無感情になっている時もあったり、感情が不安定。
・食欲不振
あまりお腹が空かなくて食べなくても平気だったり、そうかと思うと過食気味になったりと食欲のバランスがおかしい。
・悲観的になる
なんでも心配になり、悪い方へ悪い方へ考えてしまう。しかも笑わなくなっていました。
・思考が停止する
育児のことでいろいろと知らなきゃいけないことが多い中、本やネットで調べてもぜんぜん頭に入ってこない。
・無気力
とにかく、やる気がでなくなり、誰とも会いたくない。
といった状態でした。
今になって冷静に考えてみると確かにうつの症状に近いですよね。
スポンサーリンク
子育てストレスから克服した旦那の言葉
こうなった原因は何だったんでしょうか?
それは
自分で何でもしなきゃと思って一人で何でも抱え込もうとしていたこと。
誰にも相談せずに孤立していってたこと。
心配し過ぎて、常に頭の中が緊張状態になっていたこと。
何よりもストレス解消をするような余裕がなくストレスだけが蓄積されていったこと。
恐らくこれらのことがずっと続いていたのでオーバーヒートを起こしたんでしょうね。何かの拍子にプツンと糸が切れて無気力になっていきました。
では、どうやって克服したか?
この状態を救ってくれたのが、子どもと旦那でした。
私はある時、子どもを抱っこしていました。頭が働かず子どもが泣いているのに気がつかずボーッとしてたんですよ。
そんな時に旦那が
『どうしたの?子どもが泣いてるよ。』
『疲れ過ぎなんじゃないか』
『子どももママのことを心配して泣いてるんじゃないか?』
そう言われてハッとしました。
私、子どものこと、子育てのことを心配し過ぎて、一番大事な子どもの泣き声に気が付かなかった。肝心の子どもが私の心配をするなんて、私何やってるんだろう。
「このままじゃダメだ。」
そう思った瞬間から、何とかしなきゃという思いに駆られました。
そして、旦那はさらに続けました。
『今、このままじゃ私ダメ!って思ってない?もうそうやってダメって思わなくていいよ。今まで心配だから一生懸命だった訳だし、ぜんぜんダメじゃないよ。
ただ、もう少し俺にも頼って、愚痴言って、疲れを取るなり、自分のことも気にかけなきゃいけないんじゃないか。』
『ダメな時があったってもいいと思う。失敗しても一緒に考えればいいし、子どもだって、ありのままのママの方が嬉しいんじゃないかな。』
そう言われて、救われました。
そうだ、私はずっと子どものために、
頑張らないと!
このままじゃダメ!
100点とらなきゃ!
完璧じゃなきゃ!
ってなってたんだなと思いました。
完璧じゃなくていいし、ダメでもいいし、なんならそんな自分への評価すらしなくて自分のままでいいんだなと思えたんです。
そう思うと楽になって、思考も戻ってきました。
それからというもの、困ったことは旦那や誰かに相談するようにしました。心配だけど、旦那に子どもを見てもらって、その間は休息の時間を積極的に取るようにしました。
リラックスすると眠くなるし、ぐっすり質の良い睡眠もとれるようになりました。またストレスも適度の解消するようにしました。
スポンサーリンク
まとめ
現在も頑張り過ぎないようにほどほどのペースで子育てをしています。
子育ての中、ストレスをため込んで「うつ」になりそうなあなた。
自分一人で抱え込まずに、まずは自分の味方になってくれる人に相談してみましょう。また、託せるところは旦那など自分以外の人に託しましょう。
自分の時間も作って、ゆっくり休憩しましょう。
いったんリセットできれば、また子育てに向き合える余裕が出てくると思います。
自分も大切にすること!
これが最も大事なことなのです。
スポンサーリンク