目次
うちの子はオムツはずれが遅いの!?
いつから、どんな方法で、トイレトレーニングを始めたら良いのか。
周りの子に比べて、うちの子はオムツはずれが遅いけれど、何か発育に問題があるのだろうか…!?
子どもが生まれてから、正解のない育児に奮闘し続けるものの、次から次へと分からないことがでてきます。
情報が溢れている今の世の中で、どの情報が正しいのか、見極めることも難しく、調べれば調べるほど不安になり、悩んでしまいます。
元保育士の私も、自分の子どもの子育てに関しては、悩むことだらけです。
トイレトレーニングについても、焦ってはいけないと思いながらも失敗続きで焦ってしまい、私の方が疲れ切ってしまっていた時期もありました。
そこで、保育者として、また母親としてトイレトレーニングを乗り越えた経験から、
実際にいつから始めるべきなのか?
オムツはずれが遅いことは何か問題があるのか?
お母さんが疲れ切ってしまわないための心構え!
についてまとめました。
今、初めての育児でどうして良いのか悩んでいるお母さん!
また、うまくいかないトイレトレーニングに悩み、疲れてしまっているお母さん!
が自信を持って、ゆっくりと前に進みだすキッカケになれば嬉しいです。
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トイレトレーニングはいつから始める!?習得の時期とは!?
それでは、実際トイレトレーニングは一般的にどのくらいの時期からスタートするものなのでしょうか。
基本的に、日中、オムツの中でまとまっておしっこができるようになれば少しずつスタートをしていきましょう。
一般的に多いのが、2歳後半~3歳頃です。
習得までには、早い子であれば、数日~1週間程、長いと数か月かかります。
これは、本当に個人差が大きいため、長いからダメ!ということはありません。
基本的には布オムツに変えるところからスタートするため、しばらくの間は掃除・洗濯と本当に大変だと思います。
布オムツを嫌がる場合は、練習用グッズを使って、少しずつ移行していく形になるでしょう。
まずは、日中から少しずつ始め、その後、夜の練習を始めていきましょう。
時間を決めてトイレに行き、また、トイレの中に好きなキャラクターのシールを貼っておくなど、トイレを子どもにとって楽しい空間にしておくことがオススメです。
実際、4歳頃から、夜間のおねしょもぐっと減っていくと言われていますが、5~6歳でしていても、全く珍しくありません。
トイレトレーニングのスタートのタイミングや完了時期については、本当に個人差が大きく、
周りの子が始めたから!
そろそろ始めるべき時期だから!
と、焦って始めることで親子共にストレスを感じてしまい、逆に上手くいかなくなってしまう可能性があります。
無理して始める必要はありません。
お子さんの成長と、お母さんの気持ちが落ち着いているタイミングを待ち、少しずつ始めていきましょう。
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オムツはずれが遅いと何か問題があるの!?
オムツはずれが遅いと何か問題があるのでしょうか!?
トイレトレーニングをスムーズに進める秘訣とは?
についてお伝えしたいと思います。
まず気になるのが、オムツはずれの時期が遅いと、発育に何か問題があるのではないか、ということです。
これに関しては、基本的に全く問題ないと言われています。
知能や発育全般に、何か影響を及ぼすこともありません。
実際、少しお恥ずかしい話、私は幼少期、幼稚園の年長さんで落ち着きだしたものの、小学校の3年生まで、まだおねしょをしていました。
やはり、小学校の3年生まで失敗をしていると、私自身、恥ずかしい気持ちやお友だちとのお泊りに行くことへの不安など、自分に対しての自信が喪失していました。
しかし私の母は、そんな私に対して絶対に怒ることはしませんでした。
嫌な顔もせず、『どんまい!』の一言で片づけ、布団を洗濯してくれていました。
悩んでいても、
「大丈夫!20歳になって、成人式にオムツつけてくる人はいないし!絶対大人になるまでには治るから!」
と前向きな言葉をかけてくれました。
失敗したときに、責められないだけで、私の心は本当に救われました。
お母さんも子どもも、悩み、神経質になりすぎると、かえって逆効果になってしまいます。
お子さんが失敗をしてしまっても、絶対に嫌な顔をしたり怒ったりしないでください。
また、お友達や兄弟などの周囲と比べることはお子さんの自信がなくなり、さらに上手くいかなくなる可能性があるので、絶対に避けましょう。
失敗と成功を繰り返しながら親子共に成長していきます。
成功したら、オーバーなくらい、しっかりと褒めてあげて、次への自信につなげてあげてください。
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トイレトレーニングで大事なこと
育児は、学校の授業のように、時間割通りにいくものではありません。
いつ始めたら良いのか、いつまでにトイレトレーニングが完了していなければいけないのかなど、個人差が大きく、正解はありません。
そのため、おもらしもおねしょも、大人までには絶対に治るよ!という、軽い気持ちで子どものペースに合わせて進めていってほしいと思います。
とは言っても、毎日の掃除や洗濯は大変ですし、うまくいかないことにお母さんが疲れてしまうこともあると思います。
そんなときは、子どもに嫌な顔を見せてしまったり、イライラして怒ってしまう前に、少しの間、トイレトレーニングをお休みしましょう。
お母さんもお子さんも気持ちが落ち着いたタイミングで、ストレスにならないように、焦らず、ゆっくりと進めていきましょう。
大変な毎日だとは思いますが、お母さんとお子さんが、毎日笑顔で過ごせますよう、また、近い将来、『あのときは大変だったー!』とお母さんが今のつらい時期のことを笑って思い返せる日がきますよう、願っております。
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