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部屋の作りで変わる!?赤ちゃんのハイハイ
生まれたばかりの赤ちゃんは寝ころんだままですが、成長とともに、寝がえりをしたり、お座りをしたり、だんだん活動的になっていきます。
赤ちゃんがハイハイをするのは生後8か月前後と言われています。
ハイハイをするようになると、自分で自由に動くことができるようになるので、赤ちゃんの世界も大きく広がっていきますよね。
ハイハイは赤ちゃんの筋力を成長だけでなく、様々な刺激を与えてくれます。
赤ちゃんの成長過程の中でも、たくさんのハイハイすると良いと言われていますが、最近はお部屋の作りや生活環境の変化から、ハイハイをしないで歩くようになることも増えているのです。
ハイハイをするのは赤ちゃんが歩くようになるまでの少しの期間ですが、実はハイハイをたくさんすることで、赤ちゃんの発達に良いことがたくさんあります。
もちろん、赤ちゃんの発達には個人差があるのでハイハイをしないで歩くようになる子もいますが、お部屋の作りを工夫することで赤ちゃんのハイハイを促してくれるかもしれません。
今回は赤ちゃんがハイハイをしやすく、安全に過ごせるお部屋作りについてご紹介していきます。
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赤ちゃんがハイハイを始める前からお部屋の作りを整えよう
赤ちゃんが思う存分ハイハイをするには、広いスペースが必要です。
ハイハイを始めてからお部屋の作りを変えるのではなく、ハイハイを始める前から
「ハイハイをしたくなる部屋作り」
をしておきましょう。
赤ちゃんがハイハイをするのは、体の発達だけでなく「自分で動きたい」という好奇心も影響しています。
「オモチャを取りたい」「ママの所に行きたい」と思ったときに、近くにオモチャがあったり、泣いたらママがすぐに抱っこしてくれる環境では自分で移動する必要がありませんよね。
また、赤ちゃんはつかまる力が強いので手に届く場所につかまれるものがあると、つかまり立ちをしたり、伝い歩きをします。
伝い歩きで自由に動ける環境は、ハイハイをする期間が短くなってしまうこともあるので、赤ちゃんがハイハイを始める前からハイハイをしやすいお部屋作りをするのがおすすめです。
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狭いお部屋でも大丈夫!赤ちゃんがハイハイしやすいお部屋の作り方
赤ちゃんが生まれたら、お部屋の作りを見直すのはとても大切です。
赤ちゃんが過ごしやすいようなお部屋を整えておくことは、赤ちゃんの安全にもつながりますよね。
赤ちゃんが大きくなると、物をつかんで口に入れてしまう危険や、転んでケガをしてしまう危険、台の上によじ登ってしまう危険がでてきます。
大人には過ごしやすい部屋でも赤ちゃんには危ない場所がたくさんあるのです。
赤ちゃん用に広いスペースが確保できればいいですが、住宅環境によってスペースが確保するのが難しいこともあると思います。
そんな場合は少し工夫してみましょう。
例えば、テーブルや家具を部屋の端に移動させるだけでも広いスペースを確保することができます。
赤ちゃんがハイハイする時期だけでも、テーブルを折りたたみ式のものに変えてみたり、必要のない家具を別の部屋にまとめて保管してもいいですよね。
赤ちゃんが過ごす場所に物が少ないほうが、ママの負担も少なくなります。
赤ちゃんが安全な場所で過ごせれば、ママがトイレに行くときなど少しの間、目も離すことができるでしょう。
我が家の場合、リビングにつながった部屋があったので、その部屋を赤ちゃんの部屋として模様替えをしました。
赤ちゃんが手の届く所には、口に入れたら危ないものを置かず、できるだけ物を少なくしました。
床には赤ちゃんが転んでも大丈夫なようにジョイントマットを敷きました。
そして、リビングとの間にある引き戸の部分に取り付けられる柵をつけ、赤ちゃんが出入りできないようにし、赤ちゃんが1人で動き回っても安全な部屋を作ったのです。
四方が囲われたべビーサークルを活用するのもいいですが、べビーサークルの柵の形状によっては、赤ちゃんがつかまりやすいものもあります。
ベビーサークルの大きさがある程度大きくないと、ハイハイをするよりも伝い歩きをしてしまうかもしれません。
ハイハイを思う存分やらせたいと考えているなら、できるだけ、広くて安全な空間を作るように心がけたいですね。
どうしてもお部屋にスペースがとれない場合は、地域の子育てスペースなどに行くのもいいですよ。
子育てスペースは、赤ちゃんが安全なように作られていますし、何よりも広いです。
他の赤ちゃんがハイハイしている姿に刺激を受けて、動きが活発になることもあります。
私も赤ちゃんの動きが活発になってきた頃から定期的に地域の子育てスペースに行っていました。
自宅とは違うオモチャや空間、お友達の姿に刺激されて、どんどんハイハイ上手になっていきましたよ。
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まとめ
赤ちゃんがハイハイする前から、赤ちゃんがハイハイしたり、動きが活発になってきたことのことを考えて、お部屋作りをしておきましょう。
赤ちゃんが安全に過ごせる場所があると、ママが家事をするときにも安心です。
ハイハイする十分なスペースが確保できない場合は、地域の子育てスペースなどを活用し、赤ちゃんに思いきりハイハイをさせてあげてくださいね。
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