身近に潜む「ありがた迷惑」行為!ついついやりがちなNG実例ご紹介

身近に潜む「ありがた迷惑」ついついやっていませんか!?

良かれと思ってやったことが相手にとっては迷惑だった。
反対に相手が良かれと思ってやってくれている好意が自分には迷惑だった。
そんな経験したことありませんか?

いわゆる「ありがた迷惑」ってやつですね。
これって意外と身近に潜んでいるんですよね。

「ありがた迷惑」の恐ろしさは、やっている当人が迷惑をかけていることに全く気が付いてないこと。そして、その行為を繰り返してしまっていうこと。さらには、相手の好意だからと受け手は「迷惑です」とはなかなか言えないこと・・・。

「ありがた迷惑」って本当に難しいですよね。

この記事では、そんな「ありがた迷惑」について、身近に潜んでいる実例を集めてみました。
もし実例の中に自分がついついしていた行為があったなら注意が必要かも!
人間関係が今よりもスムーズになれるよう、「ありがた迷惑」の実例を先ず知ることから始めましょう!

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ついついやりがちな「ありがた迷惑」NG実例集めてみた!

「親切」と「迷惑」は、紙一重。
自分の思いとは裏腹に相手は何だか迷惑そう・・・。一体、どんなことが「ありがた迷惑」になってしまうのでしょうか?
身近にある「ありがた迷」惑の実例をご紹介します。

その① 欲しくない差し入れ

職場や行事などで、差し入れってもらうと本当に嬉しいですよね。基本的には嬉しいものなのですが、品によっては注意が必要なものもあるようです。

アイスクリームの差し入れ

アイスクリームはその場に冷凍庫がない限り、すぐに食べなければなりません。仕事や行事の差し入れなら、どうしても作業を中断しなければなりません。ありがたいはずの差し入れが「何で今?」と歓迎できない場面もあるようです。

手作りの差し入れ

これも人によっては嫌がられることもあります。お菓子や料理が得意であっても、どうしても「食べたくない」と感じる人もいます。また、手作りの差し入れは、食べた後に感想も伝えなければいけません。ありがたいですが、相手に気を使わせる物品と言えますね。

飴やお菓子の差し入れ

職場などでもらうお菓子は、とても嬉しいアイテムです。疲れた時などは、本当に幸せな気分になります。
でも飴の差し入れは結局もらっても食べないことも多くないでしょうか?机の中にたまっていくだけで、その上にまた配られると、正直ありがた迷惑といえますね。
また、頻繁にお菓子を配るのも、ありがた迷惑だと思われているかもしれません。
たまに貰うお菓子は、素直に感謝して貰えるけど、頻繁にお菓子を配っている人に対しては貰うのが悪い気がしてしまうようです。しかも、貰うばかりでは申し訳ないので「自分もお菓子を配らなくてはいけない」と感じてしまいます。
たまに貰うから嬉しいんですよね。やりすぎは禁物です。

その② 的外れなアドバイス

恋愛で困った・・・仕事で困った・・・そんな時は誰かに相談したくなるものです。でも、相談しなきゃよかったと思う経験も多くないですか?親身になってアドバイスをくれることはいいのですが、場合によってはありがた迷惑な時もあります。

解決策ばかり話される

実は困った時って具体的な解決策を教えてくれることもありがたいんですが、本当は自分の話にじっくり耳を傾けて、気持ちを聞いて欲しいんですよね。共感して欲しいんです。解決策ばかりを話されると、気持ちをわかってもらえていない気がして、かえってしんどくなってしまいます。

自分の経験談を話される

相談事をしているのに、いつの間にか相手の話ばかり聞いている時ってありませんか?そんな時はたいていアドバイスをしてくれようとして「自分の時はね・・・」なんて自分の経験談を語られている時です。そしてそのまま相手の話を聞く羽目になります。前述もしましたが相談したい時はアドバイスよりも共感が欲しいのです。

その③ 思いがけないプレゼント

思いがけないプレゼントは嬉しいものですが、渡し方やアイテムにも場合によっては「ありがた迷惑」な時もあるので注意が必要かもしれません。

サプライズどっきり

恋人にサプライズどっきりを仕掛けられて全員が共通して「嬉しい」と思うわけではありません。
人によっては「何で今?」「こころの準備もあるのに」「今日はやめて欲しかった」「正直イラっとする」なんて感想があるようです。サプライズの規模が大きければ大きいほど、受け手はプレッシャーになります。またサプライズどっきりは喜んでもらうことを前提としているので、絶対に期待通りの喜ぶリアクションが求められます。意外とこれが苦痛と感じる人も多いようです。

かさばるプレゼント

思いがけないプレゼントは嬉しいものですが、大きな物、持ちにくい物などを渡されるとかえって困ってしまいますよね。
「これどうやって持って帰ろう・・・」なんて思われるかもしれません。例えばお花のプレゼントも素敵ですが、時と場合によることも考えておきましょう。

子供服のプレゼント

お子さんがいる人に子供服をプレゼントすることって割と多いですよね。これも実は「ありがた迷惑」と感じる人も意外と多いんです。子供の服は親の自分が決めたい・コーディネイトしたいと思う人も多いので、趣味の全く違う服をプレゼントされると、「ありがたいけど、着ないかも・・・」なんて思われているケースもあるようです。

その④ 飲食時のお奉行様

職場のメンバー等と飲食店に行った時に、鍋奉行になる人っていませんか?やってくれるのはありがたいけど、自由に出来ない窮屈さがあるので、案外ありがた迷惑と思われていることも多いんです。

焼肉を取り分ける

多くの人がありがた迷惑だと思っているのが、焼肉を勝手に取り分けるということ。特に、職場のメンバーなどで焼肉に行った場合は要注意。1人は必ずいる焼肉奉行。お肉を勝手に網に置き、焼き始める。お肉が焼けたら、相手の好みも聞かずに、お皿に持って行く。気が利く人と思っているのかもしれませんが、周りからするとありがた迷惑のようです。

焼き鳥の串を勝手に外す

これもよくあるケースですね。皆で食べやすいようにと焼き鳥の串を外して取り分ける行為は、ありがた迷惑と感じるそうです。
多くの人は、焼き鳥は串から外さないでそのまま食べたいと思っているそうです。また、食べ物関係では、唐揚げにレモンを勝手にかける行為も、ありがた迷惑だと思われています。どちらも、してもいいのか一度確認を取るべきなのかもしれませんね。

その⑤ 飲食店でのありがた迷惑

ひと口食べる?

こちらが頼んでもいないのに自分の食べ物を「一口食べる?」と言って、くれようとする人もありがた迷惑だと思われています。相手の食べ物を「欲しい」と思っている訳でもないのに、勝手にシェアされてしまうのがイヤという意見なんですね。相手が「少しあげる」となったら、こちらも「シェアしなくては」と気を遣わなくてはいけないのが面倒ですよね。

バイキングで勝手に人の分も持ってくる

女子会などで、バイキングに行くことはよくあることですよね。バイキングは、自分の食べたいものを好きなだけ食べることができるのが楽しみのひとつです。でも、わざわざ親切に「みんなで食べようと思って~。」と、取り皿いっぱいに一品を持ってくる人がいます。「別に食べたくない・・・。」と内心思いながらも、「ありがとう!」と食べなくてはいけない状況に。これをされてしまうと、「私も、わざわざ人の分まで気を遣わなくてはいけないのか?」と思ってしまいます。親切が、実はありがた迷惑です。

食器を重ねる

食べ終わったお皿が出たら、テーブルを広くしようとしたり店員さんに持って行ってもらいやすいようにお皿を重ねる事ってありますよね。実はこれもありがた迷惑なんですよ。もちろん、食器を重ねてもらうと助かるのですが、油汚れとそうでない物を重ねられると、結局油汚れのお皿が増えてしまいます。洗う側が実は迷惑なのです。また、店員さんは食器を片づけるマニュアルがありますし、食器を傷つけたくない場合もあるので、そのままにしてもらっている方が嬉しかったりするようです。

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「ありがた迷惑」な人との実践的上手な付き合い方

ありがた迷惑な人は「良かれと思って」やっている人がほとんどです。実際、自分の行為がありがた迷惑だと思われているとは気付いていないことが多いよう。こんなありがた迷惑さんと、上手にお付き合いするコツをご紹介します!

・不要なことは優しくお断り

迷惑だと思っていることを伝えないと、相手は「良いことをした!」と思って親切にしてくれてしまいます。
不要な場合は、「ありがとうございます。でも、自分でできるので大丈夫です。」とやさしくお断りするのがベストです。

・必要なことを具体的に伝える

相手もあなたのためを思って行動しています。その気持ちも受け止めながら「やってほしいこと」を具体的に相手に伝えるのが良いですね。こうすることで、お互いの関係もスムーズに進みますね。

・意見は一旦受け止める

何かアドバイスなどを受けた場合は「ありがとうございます。」と、一度はこちらも受け入れましょう。
相手も「聞いてもらえた」と満足します。あとの判断は、あなたがすれば良いだけです。

・感謝しすぎない

「せっかくやってもらった」のだからと、ついつい大げさに喜んでしまうのは要注意。
気を遣ったつもりが、ありがた迷惑さんにとっては「とっても喜んでもらえた!!」と勘違いしてしまう危険があります。
ありがた迷惑さんには、あっさりの塩対応程度がちょうどいいのかもしれません。

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まとめ

如何でしたか?今回挙げた「ありがた迷惑」の例は生活していてよく目にする場面ではないでしょうか?
もちろん、これは一例なので他にももっとたくさんあると思います。そう考えると、自分も「ありがた迷惑」行為をしているのではないか?と怖くなってしまいますが、それを気にしていると何もできなくなってしまうので、それほど神経質になる必要はありません。
「ありがた迷惑」というのは基本的に「ありがたいこと」と相手は感じているはずであり、自分のためにしてくれている好意と理解してくれているはずです。
時々「これは、もしかしたら?」なんて振り返ってみてもいいかもしれませんね。また、自分の好意に対して相手の見返りは求めず「自分がしたくてしているだけだから、いらない時は言ってね」と言うくらいの気持ちでいるようにしましょう。

ありがた迷惑もコミュニケーションの一つ。お互いに気まずくならない程度に、上手に本音を伝い合えたらいいですね。

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