赤ちゃんの髪の毛を筆にしたい!意外と知られてない由来や方法を丁寧解説

赤ちゃんの髪の毛を筆にしたい!

赤ちゃんが初めて髪の毛を切った時。
切った髪の毛を筆にすることができるのをご存じでしょうか?

これは、“赤ちゃん筆”と呼ばれるものです。

あなたも、もしかしたら赤ちゃんの時に、自分の髪の毛を筆にしてもらったかもしれませんね。
でも、なんで切った髪の毛を筆にするのでしょうか?

この記事では、赤ちゃんの髪の毛を筆にする理由とどのように筆にするのかをご紹介します!!
我が子の髪の毛を筆にしようと考えているママ必見です!!

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どうして赤ちゃんの髪の毛を筆にするの?その由来とは

美容室の前を通ると
“赤ちゃんの髪の毛で筆をお作りします”
という張り紙が貼ってあるのを見かけたりしますよね。

これは、“胎毛筆”又は“誕生記念筆”と言われるもので“赤ちゃん筆”なんて言われたりもします。

赤ちゃん筆は赤ちゃんの髪の毛を使って作る筆のことです。
私も、自分が赤ちゃんの頃、髪の毛で筆を作ったそうです。

どうして、赤ちゃんの髪の毛を筆にするのでしょうか?

赤ちゃん筆を作る時は赤ちゃんが初めて髪の毛を切る時です。
初めて切る髪の毛ということは、生まれてから一度も切っていないということですね。

この一度も切っていない髪の毛は赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる頃(5ヶ月頃)から生えてきます。
この髪の毛は、とても柔らかいのが特徴です。
あなたのお子さんも髪も、しなやかで柔らかくはありませんか?

この髪の毛は、切ってしまうと二度と生えてきません。
一生に一度。とても貴重なものですね。

赤ちゃんの髪の毛で筆を作る風習は200年も前にさかのぼるそうです。

この頃、筆を作ることは

・頭脳明晰
・達筆祈願

をもとに、その子のお守りとして両親の願いを込めて作られていたそうです。
その風習が受け継がれ、我が子が賢くすこやかに成長できるよう願い込めて、誕生の記念として筆が作られているんですね。
自分の体の一部がお守りになるなんて、とっても貴重でありがたいですよね。

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いざ赤ちゃんの髪の毛で筆作り!その準備と方法

あなたも、我が子の誕生の記念として赤ちゃん筆を考えているかもしれませんね。
赤ちゃん筆を作るのには、どんな準備が必要なのでしょうか?

必要な髪の毛の長さは?
赤ちゃん筆を作るのには、ある程度の長さと束が必要になってきます。
赤ちゃん筆を作っている多くのメーカーでは、

 

・長さ 5~6cm
・髪の束の太さ 直径8mm(大人の小指)程度

 

が、最低でも必要だそうです。
髪の毛が短いと上手に筆が作れない可能性があります。
男の子の場合、短く切ってしまうことがあるかもしれませんね。
でも、赤ちゃん筆を作りたい場合は規定の長さまで伸ばす必要があります。

 

また、髪の毛が少ない赤ちゃんもいるかもしれませんね。
このような赤ちゃんは規定の束の太さが難しいかもしれませんね。

 

でも、諦めなくて大丈夫です!!
初めてハサミを入れた後の伸びた髪の毛や、家族の髪の毛を筆の芯の部分などで捕捉する方法などもあります。

 

赤ちゃん筆を取り扱うメーカーでは、規定の長さが多少違う場合があります。
筆を作る前に、一度確認することをおススメします。
また、どうしても規定の長さ、太さが難しい場合は、メーカーに相談してみてくださいね!!

何歳まで作ることができる?
赤ちゃん筆を作るのに適している年齢は、生後半年~3歳頃までと言われています。
この頃ですと、筆を作るのに必要な髪の毛の長さや太さが整うからです。

 

では、この年齢を過ぎてしまった場合、筆を作ることができるのか気になりますよね。
大丈夫です!筆を作ることは可能です。
ずっと髪の毛を切っていないのであれば、その髪の毛を使うこともできます。
ただ、髪が生えてから年月が経過すると髪の毛の状態は、赤ちゃんの頃に比べて傷んでしまいます。
赤ちゃん筆を作りたいのであれば、できれば3歳頃までに作れるといいのかもしれませんね。

 

赤ちゃん筆にこだわらないのであれば、今伸びている髪の毛で筆を作ることができます。
七後三や、入園、卒園などの記念として筆を作る方もいます。

髪の毛のカットはどこで?
赤ちゃん筆を作るために、髪の毛を切らなくてはいけませんね。
でも、年齢によってはママがハサミを入れるのはドキドキしてしまうかもしれませんね。
しかも、赤ちゃん筆を作るのには、切った髪の毛の切り口が揃っていることが大切になってきます。

 

髪の毛を切る場合は、

 

・セルフカット
・美容室、理容室

 

の2パターンがあります。

 

セルフカットの場合、ママが切ってくれるので子どもも安心です。
ただ、ママの技術が必要になってきます。
規定に沿った髪の毛を準備するのはなかなか大変な作業かもしれません。
カット後の子どもの髪型もママの腕次第です。
まだ動きの少ない赤ちゃんの場合は、寝ている時や、遊んでいる時に髪を切れば失敗も少なく行うことができるかもしれませんね。
また、筆を作る発注も自分で行わなくてはいけません。
メーカーの規定があるので、先にメーカーを選んでから髪の毛をカットすることをおススメします!!

 

美容室、理容室を利用する場合は、プロがカットしてくれるので失敗の心配がありません。
プロのお願いする時は、赤ちゃん筆を取り扱っているお店を選ぶと安心です。
カットから発注まで、全て行ってくれるのでとてもスムーズに行うことができます。
ただ、お子さんが、じっとしていられないとカットが難しい場合もあります。
予算も、カット代も含めるとセルフカットに比べて割高になります。
筆代も気になりますよね。代金も含め、一度お店に問い合わせてみると安心ですね。

失敗のリスクを考えるとプロにお願いできるのがベストかもしれません。
お子さんとママの負担も考えながら、あなたにピッタリの方法を見つけてくださいね!!

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まとめ

赤ちゃん筆は、誕生を記念して作るお守りです。
赤ちゃんの頃の初めての髪の毛を使う、とても貴重な筆なんですね。

我が子の健やかなる成長を願って、ぜひ、赤ちゃん筆を作ってみてはいかがでしょうか?

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