目次
ワンオペ育児の意味・現実をどうしてもしって欲しい!
我が家は共働きで5歳と3歳の子どもを育てています。
旦那は在宅勤務、私は外勤のパートの仕事ですが、最近育児のバランスが崩れてきていないかな?と思うことが増えてきました。
この記事では、我が家で「ワンオペ育児だ」と感じることを書いてみましたのでご覧下さい。
そもそも、「ワンオペ育児」の意味とはどういうことを言うのでしょうか?
ワンオペ育児とは、「ワンオペレーション」の過酷な状況を揶揄した言い方で、夫婦のどちらかが残業や出張などの理由により、残された一方に家事・育児の負担が大きくかかってしまう状態です。
どうしても、ママにばかり負担がかかりがちで、知らず知らずのうちにストレスが溜まり危険な状態となります。
コロナ禍で変わった働き方(我が家の場合)
コロナになる前は、2人とも職種は違うけど正社員で働いていました。
育休産休をとり、私は保育士として勤めていましたが、ぎっくり腰をきっかけに電車通勤ではなく、自宅近くでパートを探すことにしました。
無事に徒歩圏内の2社から内定をもらい、扶養内Wワークが始まりました。
それからというもの、一時は分担できていて改善したかと思ったワンオペ育児が復活してしまったのです・・・。
スポンサーリンク
実録!我が家のワンオペ育児の現実がコレ!
①子どもの保育園の送迎はいつもママ
転職して職場が保育園に近くなった私。
今までは、曜日ごとに分担を決めていましたが在宅勤務なので朝8時からパパは会議が始まります。
9時から出勤の私が保育園(兄弟で2か所通っています)に送り、お昼過ぎに一度家に帰れるので、お昼・家事を済ませ、再び仕事してお迎えに行く流れになっています。
②在宅勤務なので「朝から夜まで働くパパ」
朝から会議で夜遅くまで働くパパ。
在宅勤務こそ、途中で自由に抜けられるのでは?と思っていましたが、逆に言うとオンとオフがつきにくくなるようで「キリ」が良くなるまでPCから微動だにしません。朝8時から始まり、夜8時に一度ご飯を食べたら、また仕事に戻るといった調子。
他国と会議があると時差があるため、深夜もリモート会議しています。
③仕事から早く帰ってこられるママが3食作る
そんなわけで、外勤で仕事に一応終わりがある私が買い物、3食作ることになりました。
今まではお昼はそれぞれが外食を食べたり、給食を食べていましたが、コロナ禍ですし、在宅なので毎日そういうわけにもいかず・・・。
冷食も多めにストックして何とか日々を乗り切っています。
④子どもが風邪ひいたらママが病院へ
子どもが小さいうちは咳や鼻水なんて本当にしょっちゅうです。
保育園を休むことになると、結果仕事を休むことになるので早め早めの通院になりますよね。
しかし、その通院も時間に融通がきく私が行っています。
⑤実家が遠くて祖父母に頼めない
コロナ前は隣県に住む実母にお迎えをお願いすることもありましたが、今は電車で行くのも怖いといわれ、頼むことも難しくなりました。(義母は新幹線で5時間かかるので、もっと厳しいです)
仕事中は保育園の先生にお願いできますが、休日は自分たちで見るしかない。
お金があれば、家にベビーシッター呼ぶ人もいるかもしれませんが・・・それはちょっと。そんなご夫婦の方が多いのでは?
⑥お風呂と寝かしつけと掃除もママ
子どもたちがお風呂に入るまでも遊び始めてしまい区切りがつくまでなかなか入れないのも一苦労。
2人をお風呂に入れてあげるときも自分がやっています。
その後、逃げ回る子どもを追いかけて洋服を着せて髪の毛を乾かして、歯磨きして絵本読んで寝かしつけまでがセットです。
⑦パパは仕事が終わったらオフモード
そしてようやくひと段落したと思いきや、パパは仕事が終わると完全にオフモード。
テレビをつけて、携帯ゲームしてゆっくり晩酌中。
気持ちはわかるんですけど、その間もずっと動いているママ。お風呂や寝かしつけをしたあとも、お風呂掃除、シンクに溜まった追加のお茶碗や保育園の汚れ物の洗濯、連絡帳記載、と続きます。
⑧そもそも、パパに育児を任せられない
ある休日、2週間前から予約していた3か月ぶりの美容院へ。
美容院の予約の時間も、子どもたちが最も落ち着いている時間帯を選び、相談までしてから決めています。
ひとりで優雅に過ごす貴重な時間を楽しんだ2時間後、家に帰ると床にはお菓子や玩具が散乱。
子どもたちは楽しそうですが、旦那には顔を合わせた途端、疲れた声で
「遅いよ。もっと早く帰ってこれないの?」
この時、わたしの心の中で黒いもやもやが広がりました・・・。
⑨そして、「ある事件」が勃発した
平日のワンオペ育児をこなし、やっと一息ついたので洗濯物を畳みながらドラマを観ていると仕事終わりの旦那がやってきました。
「パートはいいよなぁ。俺なんか、こんな時間まで残業だよ。バイトで稼いできた1ヶ月分のお給料、俺の残業代の方が上回っちゃうね。」
このとき、ついに私の糸がプツンと切れる音がしました。
⑩育児や家事だって、立派な仕事!!
「誰のおかげで朝から夜まで自宅で仕事ができる環境が整っていると思ってるの?」
次の瞬間には涙がこぼれ落ち、反論していました。
そして、私は1枚の白い紙を取り出し、朝から夜までの家事・育児・Wワークをしている内容を事細かく時系列で書き出しました(笑)
そして、すべてを都内の時給(最低賃金)に換算して自分が仮に家政婦・ベビーシッターだとして「お給料の見積書」を提出すると、とっくに旦那の給料を上回っていたのです。
その「見積書」を読んでからというもの、旦那に少し変化が見られ始めました。
当たり前にやってもらっていたことに対して「ありがとう」と言ってくれるようになったり、育児にかかわるようになりました。
スポンサーリンク
まとめ
いまだに「ワンオペ育児」が続いている私ですが、中にはもっとハードな環境の人もいるはず。
1人で抱えすぎて倒れてしまっては、本当に家のなかが回らなくなってしまいます。
まずは、自分の心の内を周りの人に話すこと、そしてそれを相手に伝え話し合うこと。
片親でどうしても周りに頼める人がいない場合は、とにかく家事や食事の手抜きをして少しでもいいので自分の時間を持ってくださいね。
「頼れるものは頼る、甘えられる時は甘える」
頑張りすぎてしまう人こそ、意識して声に出していきましょうね。
お互い、ほどほどに頑張りましょう。
スポンサーリンク