子育てで悩みがちな男の子の反抗期!乗り越えるにはあえて喜んでみる!?

子育てで悩みがちな男の子の反抗期!

小学校の高学年から始まった、息子の反抗期

中学生になってからもエスカレートするばかり…。

毎日部屋にこもって、ゲームやマンガやスマホばかり。

「おはよう」「おやすみ」などの挨拶もなく、話しかけても返事をしない。
口を開けば「きもい」「うざい」「だまれ」「クソババア」など、暴言ばかり。

何をしても言うことを聞かないし…もうどうしたらいいの!耐えられない!

思春期を迎えた息子さんと毎日格闘しているお母さんはみんなこのように思い、悩んでいるのではないでしょうか。

反抗期の理不尽な態度に、育児を投げ出してしまいたくなることもあるでしょう。

きっと、『反抗期』だから仕方ない。
というのも、お母さんも心のどこかで分かっていると思います。

確かに、『反抗期』はあっても仕方ないものです。
身体も心も成長し、少しずつ「一人の男性」へと成長していく過程なのです

しかし、分かっていてもイライラしてしまい、悩んでしまいますよね。
また、息子さんの場合は、自分が異性だから息子を理解することができないのか?
男の子の気持ちがわからない…と悩むお母さんも多いと思います。

私は、中学校の塾講師で培った経験と、母親として乗り越えた息子の反抗期、また、私が高校生のときに姉の立場として迎えた、弟の酷すぎる反抗期の経験から、男の子の反抗期を乗り越えるために大切な、お母さんの心構え対処法についてまとめてみました

もちろん、お子さんそれぞれで全く違ってくると思います。
絶対にうまくいくと言い切れる方法ではありませんが、今お母さんが抱えているしんどい気持ちが、少しでも落ち着きますよう、少しずつ、試してみてほしいと思います。

男の子の反抗期ってどんなもの!?何か理由はあるの!?

それでは、まず、一言に『反抗期』と言っても、色々な様子があると思います。

男の子の反抗期とは、一般的にどのようなものなのでしょうか。

まず、男の子の反抗期は女の子に比べて、暴力的な言動や、物にあたる、暴言を吐く、わざと大きな音を出す、など家族が驚いてしまう行動が多くあります。

実際、私の息子も、扉を閉めるときは必ず大きな音を出し、
ずっと部屋に閉じこもっているかと思えば、出てきて、声をかけただけで
「クソ」「ボケ」「黙れ」の三拍子。

ただ、この反抗期の行動に関しては、基本的に本人も『これ』と言える明確な理由はないことが多いそうです。

思春期の子どもは、急激な身体の成長や変化に、心の成長が追い付いていきません。

その中で、不安やストレスなどの「やり場のない気持ち」が反抗的な態度として現れるのです

その、本人にも理由がわからない「やり場のない気持ち」を母親に対して発散されているのですから、いくら私たちが悩み、考えたところで答えが出ないはずです。正解がないのですから。

それでは、その理不尽な子どもの反抗期に対して、母親はどのように向き合っていけば良いのでしょうか

男の子の反抗期を乗り越えるために大切な心構えとは!?

まずは、先程もお話したように、本人でさえ理由がわからない『反抗期』なので、お母さん自身も、深く考えないことが大切です

恐らく、それが一番大変なことですし、それができていたら悩んでいないよ!と思われる方も多いと思います。

しかし、実際、何よりもそれが一番大切なのです。
男の子の反抗期を乗り越えるには、何よりも親の忍耐力が必要となってきます。

子どもが一人の男性として自立していくために、『反抗期』は必要な通過点です。

親が必死で止めようとしても、やってきてしまうときはきてしまいます。

そこで、私は一つ、あるルールを決めました。

これは、私の母が、酷かった弟の反抗期を乗り越えるにあたって、実践していたことで、悩んでいる私に教えてくれたものです。

それは、

反抗的な態度を取られたら、よっしゃ!と喜ぶ

ことです。

「クソ」「ボケ」「黙れ」と言われたら、よっしゃ!
扉をドンッと大きな音で閉める音を聞いて、よっしゃ!
「運動会見に来んな!」と言われたら、よっしゃ!

実際、一説では『反抗期は、自分の気持ちを親に自由にさらけだせているという証拠』や、『反抗期が来たら、子育て成功!』といった反抗期を前向きに捉えた考え方もされています。

もちろん、反抗期がなくてもなんの問題もありませんし、このような前向きな言葉は、反抗期の子どもにイライラしてしまう親がしんどくなってしまわないようにつくられた迷信かもしれません。

しかし、実際そう思うことで、何をされても、
「よし、私の子育ては間違ってなかった!成功だ!」
というように、前向きに考え、深く考えすぎることがなくなりました。

このように、お子さんの反抗期と向き合っていくにあたり、まずはお母さんの気持ちに少しでも余裕をもたせることが大切です

もし、それでもどうしてもイライラしてしまって、前向きに考えられないときは、一度お子さんと物理的に距離をとるのも一つです。

反抗期のお子さんと向き合うのは、お母さんの気持ちと体力に余裕ができてからで十分です。

まずは、お母さんの身体と心を第一に考えていきましょう。

反抗期を乗り越えるための対処法~大切なのは適度な距離感~

それでは、お子さんと向き合う余裕がでてきたお母さん。
少しずつ、無理をしない程度に、お子さんの反抗期と付き合っていきましょう。

思春期の子どもは、本当に繊細です。
少しのことでも気になりますし、つっかかってしまいます。

腫れ物に触れるように恐れながら接する必要はありませんが、
火に油を注いで、余計なことをしないようにだけ注意しましょう。

反抗期の男の子への対処法として、私が実践して一番効果があったのは、

距離をとることでした。

息子が会話をしたがらない・コミュニケーションを取りたがらないときに、一度あえて距離をとり、干渉するのをやめました

例えば、『お弁当箱出しなさい!』『勉強してるの!?』など、普段から、細かく言いたくなることは多くあります。

しかし、いちいち声をかけるのをやめ、お弁当箱が洗い物に出ていない日は、お弁当を作らず、成績に関しても一切口出しをしないようにしました。

すると、自分が困ることを知り、会話は相変わらずありませんでしたが、ブスッとしながらでもお弁当箱を出すようになりましたし、あるとき急に、成績が酷いと自分で気付いたからか、「塾に行きたい」と言われました。

親との距離の近さに不満をもってしまう男の子は多いと思います。

近すぎると嫌がりますが、遠すぎると、自ら適度な距離を取ろうとしてきます。

繊細な思春期の息子が理想とする親との距離感は、正直親の立場からは分かりません。
そんなときは、子どもに任せればいいのです。

『自立』『甘え』の狭間で自分自身で親との距離を計ろうとすることは、とても大切なことです。

しかし、距離を取っていくら子どもに任せると言っても、やっていいことと悪いことの区別はしっかりとつけられるよう、間違っていることは間違っていると伝える必要があります

反抗期の子どもなので、それに対してもきっと反抗してくるでしょう。

しかし、そんなときは、先程の話を思い出して、
「よっしゃ!反抗期!私の子育て大成功!」
と心の中で喜びながら、感情的な言い合いにならないよう、低いトーンの声で、要点を伝えましょう。

このとき必ず守ってほしいのは、論点以外の話はしないことです。

例えば、「これもできていなかったし…」や「友だちの〇〇くんは…」など、別の話を入れてしまうと、その話に対してもつっかかり、本来伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。

ここで、お母さんの体力がなくなってしまうと、最終的に絶対に伝えたいことが伝わらないまま終わってしまいます。

この、絶対に伝えたいことがある場面で、しっかりと力を使えるように、普段からある程度の距離をしっかりと保った上で、しんどくなって爆発してしまうことがないように、日頃から悩みやストレスを溜めすぎないように心がけましょう。

まとめ

もちろん、これを書いている私も、前向きに考えようと思っても、イライラして投げ出したくなったこともありましたし、

「クソババア!」という言葉に対して、「クソガキ!」と返したこともありました。

今でも、当時を思い出すと、本当にしんどかったな…と思います。

ただ、今になって思うのは、息子が『思春期』『反抗期』という人生の大きなターニングポイントで、息子が成長すると共に、親である私もその困難を乗り越えられるのか、試されていたのだなということです。

終わってみれば、なんとでも言えてしまいますが、今、そのつらい最中にいるお母さんは、本当にしんどい思いをしていると思います。

ときには、本当に投げ出して、自分の時間も作りながら、少しでも余裕があるときは、「反抗期きてる!よし!子育て成功!」と前向きな気持ちを持ちながら、どうか、この大変な時期を、あともう少し、と踏ん張って乗り越えていただけたらな、と思います。

この記事が、今つらい思いをしているお母さんが前を向けるきっかけになれば嬉しいです。