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◆5ヶ月、8ヶ月の赤ちゃんはどんな遊びが好き?知育によい遊びって?
1歳未満の赤ちゃんが成長過程において特に5ヶ月と8ヶ月は大きく成長の変化が見られる時期です。
5ヶ月の赤ちゃんは、首がしっかりと座るようになりますね。
ミルクやうんち以外はほとんど寝ていた赤ちゃんが、起きている時間が長くなり、視野が広がって色んな物に興味を持ち始めます。おもちゃなんかにも興味を持ち始めて、見たことのない表情を沢山みせてくれるでしょう。
8ヶ月の赤ちゃんはさらに成長し、お座りができるようになる子や、ハイハイやずり這いをし始めたり寝返りもすごく上手になっていきます。心の面や知能の発達もますます進んでいく時期ですよね。
これらの時期の赤ちゃんはどんな遊びに興味を持つのか?どんな遊びが知育にいいのでしょうか?
この記事では赤ちゃんの月齢に合った遊び方のポイントやおすすめおもちゃの紹介をしていきます。
また、おもちゃに赤ちゃんが興味を示してくれなかった時はどうしたらいいかもご紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみ下さい。
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◆5ヶ月の赤ちゃんとできる遊びと知育について
まずはじめに、5ヶ月の赤ちゃんについてご紹介していきます。
・5ヶ月の赤ちゃんにオススメの手作りおもちゃ
赤ちゃんにおもちゃを手作りしたいママさんも結構いらっしゃると思います。
どんなおもちゃが5ヶ月の赤ちゃんにおすすめなのか、どんなおもちゃが作れるのかをお伝えしていきたいと思います。
まだ5ヶ月なので、口に入れても大丈夫なものや音がするもの、持ちやすいものを意識して作れる手作りおもちゃを2つご紹介します。
《ペットボトルでできるマラカス》
ペットボトルがあれば簡単にマラカスが作れちゃうんです。
【作り方】
①空のペットボトルを用意しましょう。(中は水で洗って乾かしておくといいです)
②その中に、ペットボトルの口から入るサイズのビーズ、あずき、木の実など硬めのものをいれてあげます。
それぞれのバージョンを作ってもいいし、先程挙げたものたちをミックスしたバージョンを作るのも音が変わって楽しそうですね!
③キャップはしっかりと閉めて、心配であればカラーテープを巻くと安心です。上の子がいる場合は一緒に楽しめそうですね。
《無限に遊べるティッシュ箱》
私の子供はおしり拭きやティッシュを出しまくるのが大好きでした。
でも、何十枚と出されたらもったいないですよね…
そこで、無限に出せるティッシュを作ることが出来ます。
【作り方】
①ティッシュの空箱を用意します。
空箱に布などを貼り付けて装飾してもいいですし、しなくても問題はありません。
装飾た場合のメリットは、遊んではいけないティッシュ箱とおもちゃのティッシュ箱との区別をつけてもらうために役に立つところです。布を巻き付けなくても私は折り紙などで飾っておもちゃっぽくしちゃいます。
②無限に引き出せるティッシュの部分に使うのは、
・ガーゼ
・不要になったタオル
・不要になった服の切れ端
・フェルト(一番オススメ)
のどれかを使います。
③ティッシュ箱の大きさにもよりますが、使う箱によって大きさが変わりますのでティッシュの大きさを測り、その大きさで裁断した布などを12~15枚ほど用意しましょう。
もちろん赤ちゃんにとってはもっと枚数が多いほうが楽しいかもしれませんが、あまりに多い枚数を作るのも大変なのでこのくらいが丁度いいですよ。
きれいに切れなくても四角く切れていたら大丈夫です。
きれいに作りたい人はきちんと測ってマーカーなどの印をつけてから揃えて切りましょう。
④あとは通常ティッシュ箱に入っているティッシュと同じように重ねて組み合わせていきます。
⑤重ねていった布をティッシュ箱の中に穴から入れます。そして一番上の布を少し穴から出します。
以上で完成です。
作業時間の目安は装飾するとしても30分程(個人差あり)なので気軽に作れます。
上の子がいて、ある程度大きい子であれば(4歳くらいならできる子もいます)、赤ちゃんが取り出した布を重ねて組み合わせていってもらう担当を任せつつ一緒に遊んでもらうと親が楽できるだけでなく、何かを畳むという練習にもなって一石二鳥になるのでおすすめです。
以上の2つをご紹介しましたが、家で簡単に作れるものなのでぜひそれぞれの赤ちゃんの好みに合わせて一工夫を加えたりしながら遊びを楽しんでみてください。
・5ヶ月の赤ちゃんが遊んでくれない時はどうすればいい?
実は5ヶ月になったからといって、みんなおもちゃに興味を持つかと言ったらそんな事はありません。
中にはおもちゃに全然興味を示してくれないという子もいます。
その子によって興味を持つおもちゃが違うということもあります。
一番上の子は握ったり口に入れたりいするものが好きでした。でもボールには関心がありませんでした。
一方、3人目の子はボールが大好きでした。2人目の子に関しては音が出るおもちゃが好きで、このように子供によって好みや興味を持つものが別々だったりします。
ひたすら上から玉やボールを落とすおもちゃが好きな子もいれば興味0な子もいました。
不思議ですよね〜。
買うにしてもまだ何が好きなのかわからない…と悩んでいるなら児童館やおもちゃがある施設などで遊ばせてみて好みを観察してからでも良いと思います。
ここで注意する点としては、せっかく買ったからといって、赤ちゃんが興味ないのに関わらず無理に遊ばせようとしないことです。
実はまだ手や足などの自分のパーツのほうが気になる・楽しいと感じている赤ちゃんもいます。
よくそれらのパーツを眺がめていることが多い子はその可能性が高いです。
おもちゃよりも関心が強い部分なのでしょうね。
よく”ハンドリガード”といいますが、自分の手に気づき興味を持ち始める時期というのがありますよね。
生後3ヶ月位からと言われていますが、6ヶ月を過ぎても続ける赤ちゃんはいるとのことです。
その場合は思う存分自分の体にも興味を持ってもらって遊んでもらいましょう。
あるいはまだおもちゃが遊ぶものであるという認識がないというケースもあります。
こればかりはみんな一人ひとり個性があって違いますから、他の子と比較する必要はありません。
遊んでくれなくても、「まだおもちゃってわかってないのかな〜」という認識に切り替えてしまいましょう。
・5か月の赤ちゃんのおもちゃ選び3つのポイント!
続いて、5ヶ月の赤ちゃんにおもちゃを選んであげるときに参考にするといいポイントをご紹介します。
①きちんと両手で持てるサイズ
手先も器用になってきているので物を掴んだりするのが楽しいと感じてくる頃です。
まだお手てが小さいので、小さなお手てでも握ったり持ったりできるようなおもちゃがいいです。
持ったときに音がなったり見た目が変わったりするようなおもちゃであれば更に楽しめます。
やはり誤飲を防ぐためにも、小さすぎるものなどは避けましょう。
②丸々洗っても大丈夫なもの!
この時期はお口になんでも持っていくので大きさは小さすぎないことだけに気をつけるのではなく、おもちゃも洗えて清潔に保てるようなものをおすすめします。
③月齢が大きくなっても長く使えるもの
”5ヶ月〜”などと表記されているおもちゃもありますが、その頃楽しめるおもちゃで後々使わなくなってしまうようなものもあります。
せっかく買ったのにその時の月齢が過ぎたら遊ばなくなってしまうのはもったいないですよね。
対象年齢が書いてある場合、5ヶ月の赤ちゃんにのみおすすめされているものよりも長く設定されているものを選ぶといいですよ。
寝返りやハイハイの練習にはおもちゃを購入せず、家で赤ちゃんのお気に入りを使ったりして誘い練習させていたのですが、それでも赤ちゃんにとっては十分おもちゃになったりするので、長く楽しんでくれるようなおもちゃがやはりオススメです。
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◆8ヶ月の赤ちゃんとできる遊びと知育について
続いて8ヶ月の赤ちゃんにはどのようなおもちゃがいいのかについてご紹介していこうと思います。
・8ヶ月の赤ちゃんはどのくらい成長してる?
8ヶ月ですと、寝返りはますます上達していき、体つきもしっかりとしてきておすわりが出来たりおすわりが安定してくる時期です。
私の子どもたち3人も大体8〜9ヶ月でおすわりが出来ました。
最初は振り向くときに倒れてしまっていたのにどんどんバランスが安定していきます。
おすわりの他、手の機能もどんどん発達してきているので掴んだり握ったり、押したり引いたりなどの動作も上手になっています。
運動量もますます増えてくるだけではなく、人見知りだったり自己主張なんかも出てきます。
私の子どもたちもこの頃からママやパパや慣れている人とは笑って遊べるけど、他の人には泣いて抱っこを拒むなんて姿も見え始めました。
もちろん、この時期ならではなのでそこまで心配したりはせず気長に見守ってみましょう。
言葉も喃語が発達してきますし、たくさん呼んであげたりハイハイが出来ている子に関しては追いかけっこをしたりしてみましょう。
ママやパパが一方的に遊んであげていた時期からステップアップして一緒に遊べるようにと変化してきています。
・8ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ時の注意点!
この時期は離乳食も進んでいると思いますが、よくあるのがスプーンやマグなどを何度も落とすという行為です。
わざと落としては拾ってもらうのが楽しいみたいで、何度もそれをされました。
他にも髪の毛を引っ張ってきたりするので、私の場合髪の毛が長かった頃はずっと縛っていましたし大変なときはショートヘアにしていました。
ピアスなんかも引っ張ってくるのでアクセサリーはしばらく我慢してました。
このような遊びも見られるようになりますが、顔を叩いたり髪を引っ張ったりは他の人や小さな子にもやるかもしれないので注意しましょう。
・8ヶ月の赤ちゃんとオススメの遊び方
①体を動かす遊び
たくさん体力がついているので体を動かす遊びがおすすめです。
疲れて夜はぐっすり寝てくれるようになります。
なので夜なかなか寝てもらえないときには日中たくさん遊んであげるようにしていました。
②お顔を隠して「ばぁ!」で遊ぶ
ママやパパの顔が隠れていきなり出てくると結構面白がってくれていました。
いないいないばぁを自分で言いながらやってくれる時期はもう少し先なのですが、子供によっては真似して一緒にやってくれるかもしれません。
顔を隠している先にママやパパの顔があるという記憶や予想する力がついてきたことがわかります。
③お膝に乗せてバス・電車ごっこ
ママやパパの膝の上にのせて、番組でやっていた曲なんかに合わせてバスや電車ごっこが楽しいです。
お子さんを前向きに膝の上に乗せて、しっかりと腕で支えてお子さんのお腹の前でママやパパの手を組んであげます。
その状態で、右に曲がるときには右に倒れてあげたり、左側もやってみたり前に倒れてあげたりしてよく遊びました。
3歳や4歳になった今でも楽しい遊びになっています。
前の方でもご紹介したように、ハイハイができるようになってるお子さんであればママも一緒にハイハイしながら追いかけっこも楽しめます。
・8ヶ月の赤ちゃんにオススメのおもちゃ
8ヶ月の赤ちゃんに向いているおすすめなおもちゃを今回は2つご紹介します。
①布でできた絵本
まだ読むことはできないのですが、色もカラフルだったり、くしゃくしゃ音がなったり絵を見たり触ったりして五感が刺激されますので興味を引きますしおすすめです。
ものにもよりますが仕掛けもあったりして大人の私でも楽しいと感じてしまいます。
素材は柔らかいので角などで怪我をする心配もありませんよ。
軽いので赤ちゃんも持ちやすいです。
②積み木
長く遊べるおもちゃの一つでもありますが、積み木は
・積む
・並べる
・崩す
というような遊び方ができます。
とはいえ結構積んだりするのはまだ難しかったりすると思います。
ママやパパが積んだ積み木を崩してもらったりして遊ぶと楽しかったりして喜びますよ。
ママが先にお手本を見せてあげたりすると真似してやろうとするかもしれません。
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◆まとめ
いかがでしたでしょうか?
それぞれ1歳になるまでに、5ヶ月と8ヶ月は色々な所が大きく発達することもわかりましたね。
そんな成長や特徴に合わせておもちゃを選んであげること、長く遊べるものを選ぶことがポイントでした。
もちろん、赤ちゃんもみんなそれぞれ違う特徴や性格がありますから、おもちゃに興味がなくても焦る必要はありません。
赤ちゃんが興味のあるものでたくさん遊んであげましょう。
8ヶ月では一緒に遊べることも増えますのでぜひ楽しんでみてください。
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