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赤ちゃんが絶対寝てくれるコツなんてない!?
『赤ちゃんが中々寝てくれない!』
『寝かしつけに時間がかかる!』など、
赤ちゃんの寝かしつけに苦労されているお母さんも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが生まれてから、一度も寝かしつけに悩んだことがない方はいないのではないかというほど、赤ちゃんの寝かしつけは相当な重労働です。
実際、現在生後1年未満の私の息子も、寝かしつけには相当苦労しています。
寝かしつけにかかる時間も長く、一度寝たと思っても、何度も起きたり、ベッドに下ろすと泣いてしまうことも多くあります。
悩みながらも、たくさんの方法を試し、少しずつ続けて寝てくれるようになってきました。
この記事では、元乳児院で保育士をしていた経験と、育児経験を元に、寝かしつけのコツやオススメの方法についてまとめてみました。
もちろん、これをしたら絶対に寝てくれるよ!といった魔法の方法は残念ながらありません。
また、一度上手くいったとしても翌日上手くいくとは限りません。
たくさんの方法を試しながら、自分の子どもに合った寝かしつけ方法を見つけ、今の大変な状況が少しでもよくなるきっかけになれば嬉しいです。
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寝かしつけが楽になるための第一歩!
寝かしつけが楽になるための第一歩!それは月齢に合った生活リズムを整えましょう!
とてもすんなり寝てくれる赤ちゃんもたまにはいるものの、ほとんどの赤ちゃんは中々寝てくれなかったり、すぐ起きてしまったりと寝かしつけが大変なことが多いと思います。
そんな大変な寝かしつけが大好きなんです!というお母さんは、まあいないでしょう。
寝かしつけを頑張っても中々寝てくれないことへ、イライラやストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。
少しでも寝かしつけが楽になるよう、赤ちゃんの月齢毎の睡眠サイクルに沿って寝かしつけのタイミングを考えていきましょう。
まず、生まれて間もない赤ちゃんは、1日の間に約15~20時間程が睡眠時間になり、その睡眠の中で、『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』をそれぞれ40分ずつの間隔で繰り返します。
そのため、新生児期は40分起きた後に寝かしつけをすると、比較的スムーズに睡眠に入ることができる可能性があります。
そして、少しずつ昼夜の区別をつけていくために、朝起きたらカーテンをあけて日光を取り入れ、夜は寝かしつけのタイミングで明かりを消して部屋を暗くし、スマホやテレビなどの光も全て消しましょう。
また、昼夜の区別がついてくるようになる生後2、3ヵ月頃からは、出来る限り寝るまでのルーティーンを作りましょう。
お風呂に入り、保湿をし、授乳をしたら部屋の明かりを消して寝る、など赤ちゃんが寝る準備に入るまでの動きを習慣化することはとても効果があります。
半年を過ぎた頃からは、日中の動きが活発になってくるため、出来る限りたくさん動き、体力が消耗できるようになってくるでしょう。
午前中はたくさん遊び、午後は少しお昼寝をし、夕方以降にお昼寝はしないような習慣をつけることも大切になってきます。
このように、それぞれの月齢の成長に沿って、寝かしつけのために工夫してルーティーンを習慣化していくことも大切になってきます。
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試してみたい、おすすめの寝かしつけ方法とは?
さて、次は赤ちゃんの睡眠時間に合わせた習慣化も行いながら、実際に赤ちゃんを寝かしつけるときにオススメの方法についてお話します。
まず、新生児期の寝かしつけでポイントなのは、お母さんのお腹の中に似た環境を作ることです。
少し前まで、お母さんのお腹の中で身体をキュッと折りたたんで外の音を聞いて生活をしていたため、新生児期の赤ちゃんにとって最も落ち着く環境はお母さんのお腹の中に似た環境です。
モロー反射を抑えることもできる布やタオルでおくるみをする『お雛巻き』やレジ袋やドライヤー、水道の音などで『胎内音』を再現してみましょう。
最近では、Youtubeやスマホのアプリなどで、胎内音を再現できる音楽もあるため、一度試してみるのもオススメです。
また、新生児期を過ぎても、音楽は引き続きとても効果があります。
落ち着くことができるクラシックやオルゴール、癒しの音であるヒーリングミュージックなどが良いでしょう。
我が家では、赤ちゃん用のメリーに落ち着いた音が出る機能がついていたため、とても活用していました。
また、生後4ヵ月頃からは、シャワーの音・ドライヤーの音・オルゴール音を同時に鳴らすことができるスマホアプリが鉄板になっていました。
寝た、と思っても、数分後に起きることが多い場合は、しばらくの間音楽をつけたままにしておくことがオススメです。
お雛巻きは、寝返りができるようになる頃には、モロー反射も落ち着いてきて、逆に手足を自由に動かせないことが赤ちゃんにとってもきつく、危険な可能性もあるため、卒業するようにしましょう。
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まとめ
もちろん、今回お話した寝かしつけのポイントを、忠実に守って全て試したけど寝てくれなかった!ということもあると思います。
赤ちゃんの育児は、寝かしつけに限らず中々思うようにいかないことが本当にたくさんあります。
ただ、それはお母さんが悪いからうまくいかないのではありません。
赤ちゃんの個性・向き不向き・気分など、たくさんのことが合わさった結果なのです。
寝かしつけが終わったら、あれもしてこれもして…と、たくさんしなければいけないこともあり、焦りもあると思います。
しかし、ただでさえ寝不足で疲れも溜まっている中で、全てを完璧にする必要はありません。
寝ない、寝ない…と赤ちゃんが中々寝ないことを真正面から受け止めて考えすぎるのではなく
『いつかは寝るよね。』とできるだけ軽い気持ちで挑みましょう。
また、寝かしつけが思っていたよりも長引いたら、家事は翌日に回してしまいましょう。
全部自分がしなければ!と思い詰めずに、パパに寝かしつけを変わってもらったり、どうしても寝なくて、疲れてしまったときは、赤ちゃんがまだ寝ていなくても、少し離れて休憩したりと、お母さんの身体と心も積極的に休ませてあげましょう。
この記事でオススメした方法やコツのどれか一つでも、お子さんの眠りを促進し、また、お母さんが少しでも前向きに寝かしつけにチャレンジしていけるようになれば嬉しいです。
今は、とにかく大変な時期だと思いますが、子育てが落ち着いた時期に、
『あの頃は大変だったけど幸せだったなぁ。』と
笑って思い返せる日が来ますよう、応援しています。
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