乳児を連れて家族で初旅行を計画する時期としては、ズバリ生後4ヵ月以降がオススメです。
なぜなら、その頃になると乳児の生活リズムも少しずつ安定してきて、何より首もしっかりとすわるからです。
今回この記事では乳児との良好で大切なポイントもまとめてみました。
目次
乳児を連れの旅行はいつからOK!?
乳児を連れて旅行に行きたい!
でも、いつから連れて行っても良いのだろうか…。
出産してしばらく経って育児にも少し慣れてきた頃、実家への帰省や家族旅行など、乳児を連れての初の旅行を検討し始める人も多いのではないでしょうか。
実際私も、息子が生後半年を過ぎた頃、息子にとって初めての旅行を検討し始め、色々と調べた上で、家族三人で温泉旅行に行くことに決めました。
たくさんの荷物の用意や、乳児への負担を減らすための対策、また、私や夫の負担の軽減など、しっかりと事前に調べて対策を行った上での旅行はとても良いリフレッシュになりました。
正直、各家庭の事情・乳児の成長はそれぞれであるため、
いつは早すぎるからダメ!
いつ以降でないと!
など明確な答えはありません。
今回は実際に私がたくさん調べて学んだことや実体験も踏まえながら、乳児にとって初めての旅行のオススメのタイミングや、気を付けるべきことについてまとめてみました。
この記事が、少しでも、今赤ちゃん(乳児)との旅行に不安があるお母さん・お父さんの参考になれば嬉しいです。
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乳児の旅行デビューで一番多いのはいつ!?
それでは、実際に乳児の旅行デビューはいつごろが多いのでしょうか。
初めての旅行で最も多い時期は生後6ヵ月~1歳未満と言われており、全体の約3割も占めています。
次いで、1歳~2歳未満、6ヵ月未満がどちらも約2割前後と続いています。
実際、航空会社では生後8日目以降であれば飛行機への搭乗が可能であるという決まりがあるため、生後8日目以降であればいつでも飛行機に乗って出かけることができるようになります。
しかし、やはり乳児やお母さんの身体への負担などを考えると産後1ヵ月以内は避けた方が良いでしょう。
お母さんの身体は、出産で想像以上に身体も心も疲れています。
基本的に産後1ヵ月以内の産褥期と言われる時期は、私自身も助産師さんから
「とにかく育児以外では身体を休めて!ずっと寝てるんだよ!」
と言われた程、お母さんの身体をしっかりと回復させなければいけない時期です。
その時期に動きすぎると、どうしても子宮の戻りが悪くなり、回復が長引いてしまいます。
実際私も、出産後1ヵ月以内は身体もボロボロで慣れない育児に必死で旅行どころではない状態でした。
恐らく、その状態で旅行を計画する人はいないかと思いますが、出産前に旅行を計画したり、少し落ち着きだしたからとすぐに長距離の移動などを計画し始めるのは避けましょう。
乳児との初旅行を計画する時期としては、乳児の生活リズムも少しずつ安定してきて、首もしっかりとすわる生後4ヵ月以降がオススメです。
また、生後半年頃には最初に受けなければいけない予防接種が一通り終わり、おすわりやハイハイなどができはじめるお子さんも多くいます。
授乳やミルクの回数が減り、夜の眠りが安定してくる頃だと、お母さん・お父さんの負担もだいぶ軽減され、さらにお出かけを楽しむことができると思います。
それでも、まだまだ抱っこ抱っこの時期ですし、大きな荷物を抱えての旅行になります。
それでは、旅行を計画する上で、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。
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乳児を連れての旅行で気をつけるべきこと
赤ちゃんを連れての旅行で気をつけるべきこと~親子共に負担の少ない旅行を~
乳児との旅行を計画する上で気を付けるべきことは二点あります。
まず1つ目は、移動手段についてです。
乳児との旅行で最も適している移動手段はやはり『自動車』です。
乳児とのお出かけはどうしても荷物が多くなってしまいます。
それでも自動車であれば自分でわざわざ持って移動する必要がなくなるため、お母さんやお父さんの負担はかなり軽減されます。
実際私も、荷物を用意するときに、やはり必要最低限では心配なため、おむつやミルク、タオルなど多めに用意するようにしていました。
そんなとき、車であれば持ち歩く必要がないため、車に予備を積んでおくことができ、とても便利でした。
また、どうしても移動中にぐずってしまったり、大声で泣いたり…と泣くことが仕事の赤ちゃん(乳児)ですから、予定通りにいかないことが多くあります。
そんなときでも、周りの目を気にする必要もなく、どうしてもの場合はすぐに止まることができます。
授乳やオムツ替えのタイミングを自分で調整できるため、電車や新幹線・飛行機に比べて、自由に動くことができるというのが、車移動の大きなメリットであると思います。
しかし、遠い距離の移動であったり、運転に不安がある場合など、飛行機や新幹線・電車等が適している場合も多くあります。
その場合は、空いている時間を狙って電車に乗るようにしたり、飛行機であれば、赤ちゃん用の座席も一席確保したり、また、バシネットと言われる、赤ちゃん用の簡易ベッドが利用できるような座席を選ぶなど、赤ちゃん・お母さん共に負担が少なくなるよう、しっかりと対策を行うようにしましょう。
2つ目に気をつけて検討すべきことは、行き先です。
やはり、距離が長ければ長くなる程、乳児だけでなく、お母さん・お父さんの負担が増えてしまいます。
せっかくの旅行ですから、リフレッシュして帰ってこられるよう、できるだけ近いところを選びましょう。
可能であれば、片道1時間前後で行ける場所を選びましょう。
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まとめ
旅行は、乳児にとっても良い刺激になり、普段育児や仕事で疲れているお母さんのリフレッシュの時間にもなるため、ぜひ積極的に計画してほしいと思います。
しかし、今回お話したように、乳児との旅行では、乳児の負担だけなく、お母さん・お父さんの負担についてもしっかりと対策を行うことが大切です。
そのために、初旅行のオススメの時期としては、生後半年以降、早くても生後3,4ヵ月以降で考えることができれば良いでしょう。
また、快適に楽しい旅行を過ごせるように、移動方法や行き先を決め、宿泊先がホテルや旅館などであれば、事前に赤ちゃん(乳児)連れであることを連絡しておいた方が良いと思います。
きっと、初めての旅行はお母さん・お父さんもワクワクする気持ちもある反面、ドキドキや不安も大きいと思います。
余裕を持った準備・対策を行い、親子共に無理をしすぎず、体調優先で素敵なリフレッシュ時間になりますように、願っております。
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