お墓参りに花がなくても大丈夫!実は「お花なし」が常識だったりする最新事情

◆お墓参りに花なしって非常識なの?花についてのマナーとは?

お墓参りにいくという機会が昔と比べて少なくなっているような気がします。
というのも、お墓のある場所が私の住んでいるところから遠いというのもあります。

お墓参りが日常的でないからこそ、いざお墓参りに行く時に何を持って行くのかわからない。
お墓参りに行く際にはお花やお線香は必ず持っていくべきなのか?
これについて疑問に思ったので今回調べてみました。

結論から言いますと、
お墓参りに花やお線香を持っていかなくても別に非常識ではありません!
その理由としては、お墓参りの目的にあります。

お墓参りをする際にいちばん大事なこと。それは、
ご先祖様の供養であり、先祖様に近況の報告をすることであると思います。
なので、お花の有無やお線香の有無が決していちばん大事なものではないということです。

なので、お花を持ってきていない!線香がない!と焦る必要はありません
その時は手を合わすだけにして、次回の時にまた持ってくればよいくらいの気持ちで十分かと思います。

◆お墓参りの基本的マナーと最近の事情

基本的なお墓参りのマナーとして、

①派手な服装ではないこと

②お供え物を持参する

③花を持っていく

④お線香を持っていく

⑤お墓の前で先祖様に感謝だったり弔意を伝える

というのがあります。

私の場合、母とお墓参りに行くときや祖父母と行くときは必ずお線香とお花を持参していました。
お花に関してはスーパーとかではなく、きちんとお花屋さんで買っていったりしていました。
お墓についたらいろいろなことを報告したりしていたので、祖父母たちのやり方が今まで主流だったのですね。

だけど現在は別にそこまでしないで手ぶらでお墓に訪れても良いとのことです。

花や線香を必ず持参しなくてもいいということをお伝えしましたが、その理由として大きく環境が変化したということもあります。

・納骨堂にて線香だけだけでなく花も完備されている所もある(主に都心部)
これによってわざわざ花を買って用意したり、お線香を持参しない人もいるようなんです。
その分、お墓参りに気軽に訪れやすくなっている気がします。

・花やお線香を禁止している場所もある
霊園の場所によってはそもそも花や線香などのお供え物なんかを禁止している場所もあるとのことでした。
中にはお花なんかを捨てたりする際のゴミ箱とかもあえて撤去してある場所もあるようです。
そういった場所でお供えものなんかをしてしまうと陰口を言われたり、よく思われないこともあるようで、このような話に正直私も驚きました。
いまは昔とは時代が変わったということなんでしょうね。

・親戚が多い場合、そもそも花を置く場所がない
親戚が多かったりする理由などで既にお花がいっぱいあるということもあって、わざわざ持っていかないという人もいると思います。

では、それとは逆にお花がいっぱいある時の対処法ってどのようにしたらいいのでしょう?

◆お墓参りで花がいっぱいある場合の対処法は?

先ほど花は必ず持っていかなくてもいいとお話しましたが、それでも必ずお墓参りの時には持っていっているという人もいますよね。
でも毎回お墓参りに行く度に花がいっぱい備えてあるという場合や、その日行ったら、たまたま花がいっぱい供えてあったという場合もあります。

こんなときはどうしたら良いのか?
お供えするところに花が入らない時の対処法としていくつかご紹介します。

①とりあえずお墓の横においておく
お墓参りをしている最中だけお墓の横においておいてあげるというやり方です。

②古そうな花と交換してあげる
既に花が供えている場合は、当日のものでなかった場合もう枯れてしまっていたりします。
そういった花と交換して、枯れていたり古くなってしまっている花は捨ててしまって大丈夫です。

③花を持ち帰ってしまう
お参りする間だけお墓の横に置くということや古いお花と交換するということをご紹介しましたね。
お墓参りが終わったあとや、新しい花を供えきれなかった場合は持ち帰っても大丈夫なんです。
これについては次のテーマでさらに詳しくお話します。

◆お墓参りで持ってきた花は持ち帰りしたほうがいい?

花や線香が禁止されている霊園もあるというお話をしましたが、禁止している理由の中には”お墓が汚れてしまう”ということがあったりします。

正直花を供えっぱなしにしておいていく人もいると思うのですが、次来た時にはかなりお墓が汚れていて「掃除が大変だったな」という経験をした人もいるのではないでしょうか?

自分が供えた花じゃなくて他の人が供えた花が置かれたままになっていて、掃除にだいぶ苦労したということもあると思います。

私がお墓参りに祖父母といったときは誰かがお花をお供えしてくれていましたが、だいぶ枯れていて、お菓子が供えてあった時なんかはカラスに荒らされてお菓子が散乱していたこともありました。

こういったことを配慮して花だけでなく、お菓子などのお供え物なんかも供えたらそのまま持ち帰るという選択をすることはいいことなのです。

◆最近のお墓の「お花」事情とお供え後の扱い方

前項ではお花は持ち帰った方がよいとお伝えしました。

とはいえ、お花を持ち帰った場合には注意すべきことがあるので知っておきましょう!

それは、一度お供えした花を仏壇に供えないというものです。
一度でもお供えをした花を、家に持ち帰ったとしても仏壇に供えてしまうと「先祖様に失礼」であるとされています。
というのも、ある意味「使いまわしている」という事になってしまうんだそうです。

確かに一度誰かに使用したものをついでにもらっても現実的にもあまり嬉しくはないですね。

だけども持ち帰った花を捨ててしまうのはもったいないですよね…

私の家ではそういった場合の花は観賞用として家の中に飾ったりしますよ。
特に花屋さんで買った花は綺麗に作ってもらってたりするのですごく癒やされます。
もちろん、一度もお墓にお供えせずに持ち帰ったお花であれば、通常通り仏壇にお供えするのは問題ないですよ!

また、持ち帰るという選択肢の他にもお寺の方に事情をお話して花を受け取ってもらえることもあるとの情報もありました。
なので試しにお寺の方に相談してみたら、場合によっては本堂にお供えするために受け取ってもらえるかもしれません。

もしもお家がお墓まで近いという方は一度お供えしたまま帰って、近いうちに片付けに行くっていうのもいいですし、私のように自宅からお墓までの距離があるという方は手ぶらでも全然OKです。

実家に住んでたときはお墓が近くにあったので一度はお供えして帰って、定期的に掃除しに行っていました。
現在では祖父母が代わりにやってくれているので助かっているのですが…

また、花を持ってお墓参りに行くことを禁止するところだけではなく、花を持ってきてもいいけど当日持ち帰ることをお願いしているところもあるとのことです。

あなたがお世話になっている霊園での規定を確認した上で、ご自身やご家族が納得できるやり方でお墓参りされたらいいのではないでしょうか?

◆お墓参りの花で向き・不向きのお花はあるの?

お墓参りにお花を持っていく際にどのような花を持っていくか悩んだりしますよね。

よくお墓参りや仏壇に供える花には菊の花なんてきいたりしますが、向いている花や向いてない花ってご存知ですか?

私も正直細かいことまでは知りませんでした。

ご紹介する前に大前提として1つお話しておきます。
それは、基本的にはお供えする方の「気持ち・真心」が大事なのでどのようなお花を供えてもいい
ということを最初にお伝えしておきますね。

これらを踏まえた上でお墓参りに向いている花、向かない花をご紹介していきます。

まずお墓参りの際に向いているとされているお花です。

お墓参りに向いている花

①大輪菊や少菊などの菊の花

②りんどう

③キンセンカ

④ユリ

⑤アイリス

⑥カーネーション

⑦ストック

⑧スターチス

⑨グラジオラス

中でも、菊とカーネーション、ストックという花は「仏花」と呼ばれる花なのです。
なのでお葬式であったりお墓参りに適しているお花とされています。
もしも迷った時には菊の花を買えば大丈夫です

最初の方で霊園で花が完備されていると所もあるというお話をしましたが、そこで花を買えば自然とお墓にふさわしい花を買うことができるので大変便利ですよね!

次に花の色にも適したものがあるのでご紹介します。

お墓参りに適した色の花

①黄色(イエロー)

②白色(ホワイト)

③赤色(レッド)

④紫色(パープル)

⑤桃色(ピンク)

この5色が主流となっているとのことでした。

それ以外ですと、先ほどご紹介した5色に近いパステル調のなかでも「淡い色」ですと良いそうです。

続いては、
お墓参りにはあまり適さないとされている花をご紹介します。

お墓参りに適さない花

①トゲがついてる花
よく思うかべるのがバラだと思います。
その他にも、アザミという花やアーティチョーク、ボケという花があるので知っておくといいと思います。

 

②毒を持っている花
私は植物図鑑を持っていて、小学生だった時に知って驚いたのが「彼岸花に毒がある」ということです。
なので彼岸花には毒があるというのを知っていましたが、その他にトリカブトやスイセン、すずらんだったり福寿草などがあります。

ではなぜ”トゲ”や”毒”のある花はお墓参りに向かない花としてされているのでしょう?

なんとなく想像はできますよね。

理由は、こういったトゲや毒というのが故人のことを傷つけてしまうからというイメージによるものです。

◆お墓参りに「ひまわり」はどうなの??

お墓参りにひまわりの花を持っていきたいという人もいるのはないでしょうか?

実は私自身がそうです。
私の亡くなった家族の中にひまわりの花が大好きだった人がいます。
なので命日や誕生日だった日に特別にひまわりの花をあえて持っていく日もありますよ。

前項ではトゲや毒はイメージが良くないので、それらを持つ花はお墓参りに適さないとお伝えしました。

イメージというのであれば・・・

ひまわりの花はお墓参りの花として主流ではありませんが、

明るい!
いつも上へ向かって咲いている!

などのポジティブなイメージがありますよね。むしろ良いイメージなんじゃないかなと個人的には思いますので、「ひまわり」をお墓参りに持って行くのはアリだと思います。

ちなみに、
先ほどお墓参りに向いている花として「ユリ」をご紹介しましたが注意点があります。

ユリは花粉が多いため、お供えする際には花粉でお墓が汚れてしまったり、花粉の汚れが落ちにくかったりします。

茶色くシミになってしまったりして、本当に落ちにくいんです…。

なので、あまりお墓参りには向いてない・持っていかないと思う人もいるかと思います。
それでも持って行きたいという方は対処法としては、お花屋さんで買ってみるということをするといいかもしれません。
お花屋さんに事情を話してみたら花粉を落としてくれたりしてくれるそうです。
ぜひお花屋さんで買う際には相談されてみてくださいね。

◆まとめ

いかがでしたでしょうか?

昔とはかなり時代が変わってきて、花を持参しなくても良くなったり花を持参することを禁止する場所もあるとのことで驚いた人もいるのではないでしょうか?

後にお墓参りする人のために、もともとお花を持ち帰るようにしていた人もいるかもしれませんね。

その際には一度お供えしたお花を持ち帰ったあとで仏壇に供えるということはしないようにくれぐれも注意しましょう。

お墓参りに向いている花や向かない花というものもありましたが、大切なのは「気持ち」なので、持っていきたいと思った花を持っていかれたらいいと思います

よくわからないな、やっぱり迷うなという方は、この記事でご紹介した「向いていると言われている花」を選んで持っていかれてみてください。

素敵なお墓参りになることを願っています。