『白杖』の読み方は『はくじょう』です!その役割を学んでみませんか?

「白杖」ってなんて読む?白杖の読み方と役割とは

あなたは“白杖”をご存じでしょうか?

そもそも“白杖”は何て読むの?

気になりますよね。

「白杖」は「はくじょう」と読みます。

漢字で書くと“白い杖”。
でも、この杖はどのように使うものなのでしょうか?

この記事ではあまり知られていない“白杖”についてご紹介します!!

“白杖”はある方々たちにとってはとっても大切な杖なんです

白杖の基本的知識と役割を知ろう!!

最近、白杖を持った主人公のお話がドラマ化されました。
とても話題のドラマでこのドラマをきっかけに白杖の存在を知ったかもしれませんね。

白杖(はくじょう)は目が見えない、視力が弱いなど目に不自由がある人が使う杖です。
目が不自由な人にとっては、道を歩くことはとても困難な動作です。
そして、目が不自由な人が道を歩く際には

・政令で定める杖を携える

又は、

・政令で定める盲導犬を連れている

ことが定められています。

白杖は、目が不自由な人が見えない状況の中でも安全に道を歩けるためのものなんですね。

この杖は、大きさは、直径約2cm長さが1m~1.4m程です。
幼児~小学校中学年程度の身長程ですね。
こう考えると、けっこう長さがありますよね。

どのように使うのかというと、杖の先を地面に、トントンと接触させながら歩き地面の感覚を確認しながら進みます。

人は、情報を得る時には目からの情報が大きいと言われています。
だけど、目が不自由な人は目から情報を得ることはとても難しい状況です。

目からの情報が得られない分、この白杖を通しての感覚が情報を得る手段となるんですね。

ドラマの中でも主人公の気持ちを理解しようと健常者の友人が目隠しをして歩く姿がありました。
もちろんスムーズに歩けるはずがありません。
電柱にぶつかったり、階段から転がり落ちたりとそれは、それはとても大変でした。

私も小学生の息子と目をつむって歩いてみたのですが情報が何も得られないので恐怖でした。
3歩進んだだけで目を開けてしまいました。
それだけ、私たちは目からの情報に頼っているのだと実感しました。

この白杖を持つことで“この先に何があるか?”の情報を得ることができます。

道がどこまで続いているか?

障害物はないか?

階段や、段差などの危険はないか?

など、白杖を通してさまざまな情報が分かります。

また、白杖は、その名の通り白い色をした杖です。
白杖は、世界中の目の不自由な人が使っています。
だから、どこの国に行っても白い杖を持っている人は、目が不自由な人だということが伝わります。
白杖を見ただけで一目で理解することができますよね。

このように、白杖を持つことで自分の状況を周りの人に理解してもらえる手段となるんですね。

白杖は、目が不自由な人にとって歩行の際に必要な杖なのです。

白杖を持った人に私たちができること

もし、白杖を持った人を見かけた場合私たちはどのような配慮をすべきなのでしょうか?
これは、とても大切なことです。
良かれと思って行ったことが、実は目が不自由な人にとっては迷惑になってしまうことがあるんです。

お互いの環境の違いが原因です。
だからこそ、環境の違いをきちんと理解したいですね。
そうすれば、思いやりを持って配慮することができるはずです。

・もし困っていそうだったら
困っていたり、何かを探したりしている様子だったら、声をかけてみましょう。
突然、話しかけてしまうと相手も驚いてしまうかもしれません。
まずは、相手の肩を優しくトントンとたたきましょう。
相手が、気が付いたら

「手を貸しましょうか?」
「お手伝いしましょうか?」

と声をかけてみましょう。

この時に、私たちも自分の名前を名乗ると相手も安心です。
また、必要以上の手助けが相手には迷惑になってしまうことがあります。
相手が必要としている手助けを言葉のやり取りで確認しながら行うことがポイントです。

・体を不用意に触らない
私たちは、普段、コミュニケーションのひとつとして体に触れることがありますね。
前に進むのに、手をひいたり背中を軽く押したりすることもありますね。
でも、これは目が見えているからできること。
目が不自由な人に対して腕を掴んだり、背中を押したりすることは相手に、怖い思いをさせてしまいます。
あなたも、目を閉じた状態で背中を突然、ドンっと押されたら怖いですよね。
相手の状況を、想像してみることも大切ですね。

また、白杖を掴むことも絶対にしてはいけません
進む方向を教えるつもりで白杖を掴んでしまうことがあるかもしれません。
でも、これは絶対にNGです
白杖を取られてしまうと、自分で確認する術を失ってしまいます。

・誘導は相手に合わせて
誘導することになった時も配慮が必要です。
その時は、手をつないだりするのではなく自分(私)の腕や肩を掴んでもらいます。
歩くスピードも、相手に合わせます。
移動の際は、進む方向の状況を詳しく伝えることがポイントです。

「段差があります。」
「左側に看板があります。」
「上り階段です。」

など細かく伝える配慮が必要です。
別れる際は、安全な場所で本人が今、立っている場所と今、向いている方向を伝えてから別れるようにしましょう。

・普段から注意したいこと
道路には黄色いブロックが敷かれていることがあります。
これは、“視覚障害者誘導ブロック”というものです。
目の不自由な人が、1人で安心して歩けるためのブロックです。
このブロックを手掛かりに道を進んでいきます。

でも、もし、このブロックが何かの障害物で遮られてしまっていたら?
目が不自由な人はとても困ってしまいますよね。
目が見える人には歩くことは、簡単なことかもしれません。
だけど、目が不自由な人にとって黄色いブロックは必要なものです。
思いやりと、配慮を持って考えていきたいですよね。

まとめ

如何でしたか?
白杖(はくじょう)について少しでも知っていただけたなら良かったです。

体に不自由な人を見かけると正直、どうしたらいいのか分からないものです。
だからこそ、少しでも理解することが大切なのかもしれませんね。

皆が、気持ちよく過ごせる日常がいちばんですよね。