ベランダの暑さ対策は床にあり!どんな床が快適なの?素材別でご紹介

暑い季節が来ると困ってしまうのがベランダの暑さ対策ではないでしょうか?

ベランダの暑さ対策のポイントは床にあります!!

色々、大変そうだし対策なんて・・・。
そう思っているかもしれませんね。
でも、ちょっとしたコツでベランダの暑さ対策ができるとしたら!?
この記事では、見た目は、もちろん体感の涼しく感じるようなベランダ作りのコツをご紹介します!!

ベランダの暑さ対策は床にあり!!

床の照り返しが原因で外気温より温度が高くなってしまうベランダ。
少しでも快適にできたら嬉しいですよね。
実は、ベランダの暑さ対策は床を見直すことでベランダ自体の暑さも軽減されます!
ここでは、具体的にベランダの床をどのようにすれば涼しい環境になるのかご紹介します!!

◆床の素材を見直す

床の素材を見直すことで暑さの感じ方もだいぶ変わってくるはずです。

ウッドパネル

ウッドパネルは置くだけでお洒落な雰囲気のベランダになります。
ウッドパネルと言っても素材はさまざまです。

①天然木材

天然木材100%で作られているウッドパネルでベランダの床を敷き詰めるとまるでログハウスにいるかのようですね。
天然木材のウッドパネルは、他の素材のウッドパネルに比べて日差しの照り返しを回避する力がいちばんあります。
ただし、雨などの影響も受けやすく数年で古くなってしまうデメリットもあります。
自然を、直に肌で感じられるのが天然木材のウッドパネルの良い所なのかもしれませんね。

②木材+プラスチック樹脂

木片をプラスチック樹脂に練りこんで作られたウッドパネルです。
見た目や質感は、木材に近い印象です。
また、プラスチック樹脂を使っているので耐久性もあります。
天然木材の次に、暑さ対策ができる素材です。

③ウレタン樹脂+アルミ複合

アルミが混ぜてあるのが特徴です。
アルミの特性上、暑くなりやすのですが照り返し対策は十分できます。
しかも、メンテナンスがほとんど必要ないのも利点で、長期的に使うことができます。
ただ、木材が使われていないので自然の風合いは少し下がります。

④ウッドパネル風プラスチック樹脂

価格が安く、取り入れやすい素材です。
ただ、暑すぎると溶けたり、反対に寒いと亀裂が入ってしまったりと素材自体が弱いのがデメリットです。

人工芝

グリーンの見た目が涼しげな印象の人工芝。
でも、暑い日の人工芝はかなりの高温になってしまうようです。
人工芝は、光を吸収しなくまた、照り返しの影響も大きく受けてしまうそうです。
その為、実際の気温よりも高温になってしまうそうです。
暑い日に、見た目の涼しい人工芝に裸足で降りてしまったら大変なことになってしいそうです。

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◆日除けシェードを使う

ベランダの暑さ対策に大きな効果を期待したいならウッドパネルの他に、日除けシェードも一緒に散り付けるのがおススメです!!

ベランダの手すりに設置するタイプだと、ベランダ全体をシェードで覆うことができます。
日除けシェードは、日差しを遮って日陰を作ってくれます。
日差しを遮ることで、床からの照り返しが軽減されますね。
また、日陰になることでベランダの気温自体が下がり体感も涼しく感じることでしょう。

また、エアコンの室外機は日陰にすることで、エアコンの効きが良くなると言われています。省エネ効果も期待できますね!

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ベランダで打ち水するのも効果的!

最近は夏の暑さを和らげるために、昔ながらの方法である「打ち水」の効果が見直されていますよね。同じ時間に皆で一斉に打ち水をして夏の暑さを和らげようといったイベントもあるくらいで、今や夏の風物詩です。
打ち水効果の仕組みは熱い地面に水を撒くとその水が蒸発します。水は蒸発する際に気化熱により地面の熱を奪うため温度を下げる効果があるのです。
実は私たちが着ているTシャツも汗をかいた後に気化熱により体温を下げるといった同じような働きもあるのです。

この「打ち水」をベランダでも取り入れてみるのも効果的です。
ベランダの材質にもよるかもしれませんが、多くはコンクリートでできているかと思います。コンクリートであれば、打ち水効果は期待できます。
ベランダですのでバケツで一気にかけると水しぶきが飛び散ってしまいます。ジョーロなどを使用して、優しく地面を濡らしていきましょう。

打ち水をする際の注意点もあります。
それは時間帯です。
気温が一番上昇している真昼の打ち水は避けましょう。すぐに蒸発してしまいかえって湿度を高くして不快な状態を作ってしまいます。
打ち水に最適な時間帯は熱さが和らいでる朝方や夕方が適していると言われています。温度の上がりにくい時間帯にすることで、気温の上昇も和らげてくれます。

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夏のベランダが暑い本当の理由とは!?

暑い日に、涼もうと思ってベランダに出たら、予想に反して暑かった!!
そんな経験ありませんか?
これは、夏の日差しが原因です。

夏に日差しは、他の季節に比べて、強く暑いですよね。
この強くて暑い日差しが、床に照り返すことが暑さの原因のひとつなんですね。

ベランダの床の素材によっても暑さの違いが生まれてきます。
例えば、ベランダの床の素材がコンクリートだと、ベランダ自体も特に暑く感じるかもしれません。
これは、コンクリートは熱伝導率が高いからなんです。
強い日差しが伝わりやすいんですね。
その上、伝わった熱を蓄積することができるんです。
そして、コンクリートの白みがかった色合いが強い日差しを熱くなった熱と一緒に反射させるんですね。
この照り返しは、コンクリートだけでなく他の素材でも、色合いが白いほど熱や光を反射させる効果があるんですね。
この照り返しが、ベランダを高温にしてしまうんです。

もうひとつの原因はエアコンの室外機です。
ベランダにエアコンの室外機を設置するのは良くあることですね。
我が家も、ベランダにエアコンの室外機があります。
暑い夏は、冷房は必須です。
室内は冷房で快適空間ですね!でも、ベランダはというとエアコンの室外機から出る熱風で、暑くなってしまうんですね。

何で、エアコンの室外機から熱風が出るのか不思議ですよね。
これは、エアコンの仕組みが関係してきます。
エアコンは、室内機と室外機で室内と室外の熱を交換しているんです。
暑い季節は、室内の暑い熱を外に放出して、外の涼しい熱を室内に取り入れているんです。
だから、エアコンの室外機から熱風が出ているんです。
でも、真夏の暑い日などなかなかエアコンが効かず室内が冷えないことってありますよね。これは、強い日差しやベランダの照り返しの熱を取り込もうとしているからなんです。
夏は、ベランダが暑いとエアコンの効きが落ちるといった困った関係になってしまうんですね。

このように、暑い季節にはベランダも暑くなってしまう原因が整ってしまっているんですね。

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まとめ

ベランダの暑さ対策は、床の環境を見直すことがポイントです!!

照り返しの軽減と、日陰を作るとベランダの環境も快適になるはずです!!
日除けシェードの代わりに、ゴーヤなどの緑のカーテンを作っても自然を感じられ涼しいですね!!

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