3歳はイヤイヤ期の全盛期です!
子育てがもう大変!
と思ったら、
「子どもと同じ土俵に上がらない」
をまずは意識しましょう。
この言葉を自分自身に使うことで、随分と心持が変わります。
3歳児の子育てで大変だと感じているあなたに、是非おすすめの記事です。
目次
はじめに
3歳になると子育てがものすごく大変になりませんか?
もちろん、これまでにも大変なことはいっぱいありましたが、3歳になってからますますその大変さに拍車がかかるような気がします。
子どもがとにかく「イヤイヤ!」言うんです。そう、イヤイヤ期真っ盛り。
3歳になるとイヤイヤ期の、どピークを迎えます。
さっきまで欲しいと言ってたモノを
目の前にすると急にいらないと言ってみたり。
いらないと言ってたモノを後になってから欲しいと言い出したり。
あれしなさい。これしなさい。と言っても頑として言うことを聞きません。
なんなら、私が言う反対の行動をする。
モノを投げる。
感情に任せて投げる時もあれば、私の顔色を見てから投げたり。
まるで「投げるぞ!見とけよ!」と言わんばかりに。
もちろん可愛い時は可愛いんでけどね。
身長も伸び、体重も増え、言葉も話せるようになり、緩やかなペースかもしれませんが、我が子の成長にホッとする反面、とにかく「イヤイヤ!」が凄く、子どもの情緒に振り回されています。
ママ友や、いろんな情報を集めてみると、
3歳のイヤイヤ期は子育ての中でも大変と言う人が多いみたい。
実際に体感して私もそう感じます。
もう!
イヤイヤ期っていったい何なのよ?
私なりの解釈になりますが、
この記事ではイヤイヤ期についてと、その対応についてをお伝えしたいと思います。
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3歳のイヤイヤ期!そもそもこれって何なの??
さて、このイヤイヤ期っていったい何なのでしょうか?
モノを投げたり、好き嫌いが一瞬で入れ替わったり。
子どもの情緒に面がとても心配になります。
ちゃんと情緒の成長ができているのだろうか?
不安にもなってしまいます。
このイヤイヤ期のキーワードになるのが、自己主張だそうです。
自己主張!
フムフム、でそれが何なの?
子どもは心身共に成長します。
身体の成長と心の成長です。
まず、身体の成長は目で見てわかるもの。
洋服選びも体格に合わせた服を着せますよね!
サイズの合ってない服は不快感はもちろん、場合によってはケガの元にもなります。
そして、心も同じように成長します。
しかし心って身体と違って目で見えるものではないですよね。
「心に合わせた対応」そう言われても、洋服みたいにサイズを合わせればいいといった簡単なものではありません。
目に見えない子どもの心の成長に親はどう向き合っていったらいいのか。
だから親も悩む。
そもそも、イヤイヤ期は子どもの心の中で何が起きてるのでしょうか?
心の中で起きてること。それが自己主張なのです。
人には4つの心理的欲求というものが存在します。
食欲などといったことをよく聞きますがここで言う欲求は心理的な欲求です。
心理的欲求は大きく4つあると考えています。
(これは世に出回っている学術的なものではなく筆者が考える個人的なものです。予めご了承下さい)
自己実現の欲求
自己主張の欲求
愛情欲求
安定欲求
です。
1つ1つ細かくお話しすると本題からそれるので割愛するとして、これらの欲求は全て人が本来持っているもので、どれもが大切で、いずれもが欠けることができないものです。
この4つの心理的欲求の中に「自己主張」があります。
自己主張と言うものは、人が本来持っている根本的な欲求なのです。
だから必ず、何らかの形で満たそうとするのが自然なことなのです。
この自己主張が育まれて、表出されだす時期がちょうどこの3歳くらいなのです。
自分の主張を表現したい。
通したい。
言われたまますることはしたくない。
といった具合に自分の主張を露骨に表現するので、親としては「イヤイヤ!」と言われているように聞こえてしまう。
だから3歳はイヤイヤ期と言われるのです。
イヤイヤ期は子どもが成長している証拠でもあり必ず通る道なのです。
我が子が「イヤイヤ」と言い出すのは、これまでの子育ての頑張りがあるからこそなのです。
決して、子どもの情緒に不安があるわけではありません。
イヤイヤ期は自己主張をより育んでいくためにはとても大事で必要なこと。
という事になります。
そうか。
イヤイヤ期の正体は子どもが自己主張を始めたということなんだな。
その気持ちを育むために必要なことなのか!
と、頭ではわかりますが、実際それに付き合っていくのが大変なんですよね。
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子どもの「イヤイヤ!」とどう向き合うか?
「イヤイヤ!」が子どもの自己主張の育みであれば、その「イヤイヤ!」に対して何でもかんでも「ダメ!」と言って親の言うことを聞かせるという対応は、よくなさそうですね。
そこで私が普段意識していることは
①まずは主張を聞く。
②次にお母さんがその主張を理解したことを伝える。(それが子どもに伝わる)
③そして、お母さんの思いや考えを伝える。
④子どもの反応を待つ
⑤子どもの反応を受け入れる。
です。
これを繰り返し意識しています。
もちろん子どもがケガをしたりするような危険があるような時は、「ダメ!」と言ってますが、それ以外は聞く姿勢を保つようにしています。
イヤイヤと言う時は多いですが、子どもの主張を聞いて冷静な判断をするように心がけます。
ただ、「イヤイヤ」のエネルギーは凄いもの。精神的に疲れてしまいそうになるのも事実。
そこで私はいつも心にまじないをかけているのですが、それが、
「同じ土俵に上がらない」
です。
子育てで疲れてしまう時って子どもとつい対立して、
「もう。勝手にしなさい。」
なんて感情的に言ってしまいます。
きっとこれって、子ども主張に対して子どもと同じ目線になって反応しているからなんだと思います。
「子どもの主張を聞く。」
という冷静な余裕がなくなっているんだと思います。
一歩下がって冷静な自分を持っておかなければ、いつまでたっても子どもと同じ目線で対立してしまいます。
だから私は
「同じ土俵にあがらない」
と、まじないをかけます。
もちろんヒートアップすることもありますが、このまじないのおかげで、冷静な私もほんの少しいてるので、感情的になることが少なくなりました。
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まとめ
3歳の子育て。
イライラ期は子どもの自己主張の育みには大切なことであり成長の証でもあります。
受けとめなきゃいけないけど、大変なのも事実。そんな時は
「同じ土俵にあがらない」
とまじないをかけて、
少しでも一歩引いて子どもと向き合ってみて下さい。
あなたの「大変」が少しでも減らせたら幸いです。
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