子どもがお風呂に入りたがらないのは何故?3つの理由と4つの対処法

子育ての「困った!」で、多いお悩みのひとつに
「子どもがお風呂に入りたがらない」
問題があります。

毎日、お風呂の時間になるとお子さんとの戦い。そんなママも多いはず。
どうして、子どもはお風呂に入りたがらないでしょうか?
それは、子どもなりに理由があるみたいですよ。

この記事では、子どもがお風呂に入りたがらない原因と、スムーズなお風呂へ導く方法をご紹介します!これで、お風呂の戦いもサヨナラです!

どうして?子どもがお風呂に入りたがらない3つの理由

お風呂は、毎日決まった時間に済ませたいママも多いはず。
お風呂がスムーズに済むと、その後の行動もスムーズに進めことができますよね。
だからこそ、お風呂に入って欲しいのに子どもがお風呂に入りたがらない。
毎日、「早く!」なんて子どもとの戦いになっていませんか?

でも、実は「お風呂に入って欲しい」は親の都合なんですよね。
子どもには子どもなりの「お風呂に入りたくない理由」があるようです。

今、何かに夢中になっている

今、何かに夢中になっている。
子どもがお風呂に入りたがらない、いちばん大きな理由は、コレかもしれません。
テレビを見ている。お絵描きをしている。など、お風呂までの間を過ごす方法はご家庭によって色々ありますよね。
せっかく楽しく過ごしているのに、途中で中断するのは、やっぱりイヤなものです。
大人のように、「一回手を止めて」とはなかなか切り替えができないのも子どもなんですよね。
子どもからすると、せっかくの楽しい時間を「お風呂にジャマされた!」と思うのかもしれませんね。

眠たい/疲れた

これも、子どもがお風呂に入りたがらない理由のひとつです。
日中、活発に活動すると夕方頃から疲れが出てきますよね。
お昼寝が習慣になっていれば、疲れも軽減されます。
でも、ある程度の年齢になるとお昼寝をしないお子さんもいるはずです。
すると、お風呂に入る時間帯によっては疲れてしまって、眠くなってしまうこともあります。
こうなってしまうと、どうしてもお風呂が面倒に感じますよね。
これは大人も同じですね。
「疲れた」「眠たい」が優先されてしまうと、子どもがお風呂に入りたがらなくなってしまう気持ちも分かる気がしますね。

今、入ろうと思っていた

小学生になる頃には、意見のすれ違いで子どもがお風呂に入りたがらなくなってしまうことがあります。
お風呂に入る様子が見られない子どもに、つい「早く!」なんて言ってしまうと子どもは「今、入ろうと思っていたのに!」とヘソを曲げてしまいます。
結局、「じゃぁ。入らない!」なんて面倒なことになってしまいます。

このように、子どもがお風呂に入りたがらない理由もさまざまです。
でも多くはこれらの理由が原因のようです。
また、これら以外にも具合が悪い時も、子どもはお風呂に入りたがらなくなります。いつもと様子が違う所はないかよく観察してみて下さいね。

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子どもがお風呂に入りたがらない時の4つの対処法

毎日、お風呂の度に子どもと戦っていてはママもヘトヘトです。
どうすれば、子どもがスムーズにお風呂に入ってくれるようになるのでしょうか?
ここでは、子どもがお風呂に入りたがらない時の対処法をご紹介します。
これで、あなたもイライラしないで済むはずですよ!!

毎日同じ時間にお風呂に入る

お風呂に入る時間を習慣つけると、お風呂が比較的スムーズに進みます。
我が家では、夜8時がお風呂の時間です。
これは、子どもと一緒にお風呂に入るようになってからずっと変わっていません。
だから、数字が分かるようになると夜の8時になるとお風呂に時間だということが自分でも分かっています。
それまでに、何をするかを自分でも計画を立てて行動するようになります。

お風呂の時間から逆算して、自分の行動の計画を立てるのでお風呂の時間になるとスムーズにお風呂に向かうようになります。

砂時計で時間を確認

「あと10分でお風呂の時間」と子どもに伝えても、子どもにはその時間配分が、いまいち伝わっていないようです。
こんな時は、砂時計を使うと効果的です。
砂時計は、砂が落ちていく様子が目に見えて分かります。
だから、小さな子どもでも「あとどのくらい」が分かりやすいそうです。
「お砂が全部落ちたらお風呂に入ろうね。」と声をかけると、砂の落ちていく様子を見ながら、子どもも「遊び」から「お風呂」へ気持ちをシフトチェンジすることができるということなんですね!
これは、目から鱗のアイディアですね!

お風呂の時間を変更

ママに時間の余裕があるようならお風呂の時間を変更してみるのもひとつのアイディアです。
お風呂の時間を夜ではなく、夕食前にしてみると意外とその後の行動がスムーズに進みます。
子どもも、お風呂に入ってしまえば寝るまでの時間を自由に過ごすことができますよね。
夜をバタバタ過ごさなくて良いのは、ママにとっても嬉しいことですね。

お風呂での楽しみをつくる

お風呂が嫌いなら、「お風呂に入ると楽しいことがある」という状況を作ってしまうことが実は最も効果的かもしれませんね。
子供がお風呂で楽しめるグッズはたくさんあります。100均ショップでもたくさん置いていますよね。
壁に貼れるものや、水鉄砲、湯船に浮かべるアイテム、お湯で溶かすと面白アイテムが現れるカプセルなどなど、いっぱいあります。
子供と一緒に100均ショップへ行って、子供に好きなアイテムを選んでもらえば、お風呂が楽しみになるはずです。

おススメ!子供がお風呂で楽しめるグッズ

お風呂グッズで注意したいのが、お風呂へは嫌がることなくスムーズには入れたとしても、楽しみに夢中になって本来の目的である洗身・洗髪がさせてもらえないこともあるかもしれません。
先に洗身・洗髪を済ませてから遊ぶようにしましょう!

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子供をお風呂嫌いにさせないために気をつけておきたいこと

子供がお風呂嫌いにさせないために気をつけておくべきことを3つご紹介したいと思います。

お風呂の温度

子供と大人ではお風呂の適温は少し異なります。
子供は38度前後くらいのぬるめの温度が適温になります。
これくらいの温度の方が心臓などの身体への負担が少なく血行を促進してくれます。リラックス効果が生まれ就寝時の入眠もスムーズと言われています。
つまり大人の温度に合わせると子供にとっては熱く感じてしまい、身体への負担もかかってしまいます。
お風呂の温度は子供に合わせるようにしましょう。
ちなみに冬場は+1度くらいにしておきましょう。

顔周りの洗い方

顔に水がかかるのを嫌がる子供は多いですよね。それが理由でお風呂嫌いになっている可能性も十分考えられます。
お湯や石けんが目に入って痛かったという経験から嫌がっているのかもしれませんね。なので、顔周りの洗い方には特に注意しましょう。
なるべく手早く洗顔し、なるべく手早く洗い流して上げましょう。
数をかぞえながら洗顔するこで、我慢する間の見通しが持ちやすくなります。
また、洗顔後すぐに顔の水が拭えるようにタオルを予め用意しておくこともポイントです。

お風呂への恐怖心

お風呂に対して、トラウマなどの何らかの恐怖心があって入ることを拒んでいる場合もあります。
顔に水がかかることが嫌。目や耳、鼻に水が入って痛い思いをした経験がある。目を閉じるのが怖い。湯船に入ることが怖い。などなど要因は様々です。
何かのきっかけ体験を元にお風呂への恐怖心が出現しているのですが、子供自身がそのことをうまく伝えられなかったり、子供自身も原因に気付けていなかったりもします。
このようなケースの場合は根気よくその原因を子供と一緒に探して、克服できる工夫をしてみましょう。その際に一番ポイントなのは「安心感」です。無理強いせずに、少しづつ無理せずにお風呂に慣れていきましょう。

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まとめ

子どもがお風呂に入りたがらないのは、子どもなりに理由があるんですね。
その気持ちも分かってあげた上で、砂時計などのアイテムを使いながらストレスなくスムーズなお風呂へと導いてあげられると良いですね!!

そして、湯船に浸かりながら、今日一日楽しかったことや嬉しかったことをお話したり、歌を唄ったり、タオル風船を作ったり、親子の大事な時間を過ごしたいものです。
子供ってお風呂に入るのは嫌がりますが、入ってしまえば入浴を楽しんで過ごしている場合も多くあります。
穏やかなココロで、入浴時間を是非楽しんでもらえたらと思います。

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