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子育てのイライラから子どもに怒鳴ってしまう!
子育ては思い通りにいきません。
中々言うことを聞いてくれない中で、怒ったらダメだと思っていても、どうしてもイライラしてしまい、大人の言葉で怒ってしまったり、怒鳴ったりしてしまう…。
こんな経験は、意外と誰にでもあるものなのではないでしょうか。
これは、自分の気持ちをコントロールできないもどかしさを感じ、悩み、もがいているお母さん自身が助けを求めている状態と言えます。
この状況の原因を考え、しっかりと予防しなければ、同じことを繰り返してしまい、最悪の事態につながってしまう可能性だってあります。
事実、私も生後間もない息子に対して、いっぱいいっぱいになり
「泣き止んでよ!」
と叫んでしまったこともありました。
何もかも、思い通りにいかない育児を放り出したくなることもありました。
私の場合は、疲れやストレスから、過食や体調不良にもつながってしまい、ある時期から半年間心療内科に通い、治療を行いました。
今、一人で悩み、つらい思いをしているお母さん。
今の考え方を変えるきっかけになり、子育てに前向きになれる手助けができるように、
実際にイライラして怒鳴ってしまったときの対処法と、
同じことを繰り返さないようにするための予防法について、
私が調べたことや、心療内科での治療経験を交えて、まとめてみました。
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イライラして怒鳴ってしまった!まずは何をしたらいい!?
まず、イライラして、耐えられず怒鳴ってしまったときの対処法についてお話します。
まずは、一度、
子どもから離れましょう。
気持ちが落ち着かない状況では、冷静な判断もできません。
子どもに
「少しトイレに行ってくるね。」
「ママ、怒ってしまったから、一回落ち着いてくるね。」
「少ししたら戻ってくるからね。」
という一声をかけた上で、一度自分の心に余裕を取り戻しましょう。
そして、少し落ち着いてから、まずは、子どもにしっかりと目を見て
「ごめんね。」と謝りましょう。
子どもでも大人でも、ダメなことをしてしまったときは謝らなければいけません。
また、子どもは怒鳴られたことで、
『ママは、自分のことを嫌いになってしまったのかもしれない。』
という不安が生まれます。
その不安が、安心に変わるように、
「ママはあなたのことを大切に思っているよ。」
ということを、抱きしめたり、手を握ったりしながらしっかりと伝えましょう。
そして、最後に、
『ママは〇〇で怒ったんだよ。ママは、これからは大きな声で怒らないようにするから、△△するようにしようね。』
と、伝えたいことを伝えましょう。
自分がダメだったことを謝り、愛情を伝えたことで、子どももママの言葉を安心して聞くことができる状況になっています。
この順番は必ず守り、まだ子どもが話を聞く体勢ができていない内に守ってほしいことなど、伝えたいことを伝えるのは絶対に避けましょう。
このように、もし自分の気持ちをコントロールできず、怒鳴ってしまったときは、自分と子ども、両方の気持ちがしっかりと落ち着いた状況で話ができるように心がけましょう。
しかし、同じことを二度と繰り返してはいけません。
子どものトラウマや、自己肯定観の低下にもつながります。
それでは、二度と同じことを繰り返さないためには、どのような予防法があるのでしょうか。
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二度と怒鳴らない!自分の心にしっかりと耳を傾けましょう!
きっと、いっぱいいっぱいになっている方の多くは、
「イライラしてはいけない。」
「今日は絶対怒らない!」
など、自分で「~してはいけない」という禁止事項を決めているでしょう。
また、自分自身の『理想の母親像』というのがあり、それに近付きたいと努力している、相当な頑張り屋さんだと思います。
しかし、それが、自分自身を追いつめ、身動きがとれなくなっているのでしょう。
自分の心にしっかりと耳を傾け、自分を許してあげてください。
『自分の理想の母親像』も取っ払ってしまいましょう。
「イライラしない!」と決めてしまうと、イライラしてしまう自分にさらにイライラしてしまい、悪循環に陥ります。
『イライラしてしまう自分はダメなお母さんだ!』と自分を責めず、『しんどいときはイライラしてもいいんだ。』と自分を許すことで、イライラしている自分に対してストレスが減ります。
必要のないストレスを生むことがなくなるのです。
そして、自分に対しても子どもに対しても『期待値』を下げましょう。
『こうあるべき。』
『このくらいはできないと。』
という理想と現実のギャップにイライラしてしまうのであれば、その理想を下げればいいのです。
『このくらいで十分。』
『他のことで頑張っていたし、今日はこれはいいや。』
と、期待値を下げた上で、ダメなところよりも良いところを見つけ、褒めることもとても大切です。
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まとめ
子どももママも笑顔で過ごせるために…
今回お話したように、とにかく、ママの心に余裕があり、ママが幸せで笑顔でいることが、子育ての上で一番大切なことだと思います。
そうは言っても、つらいときはつらいし、どれだけ前向きに考えたいと思っていても、中々前を向けないときもあると思います。
しかし、それは、お母さん自身がもういっぱいいっぱいで、助けを求めている証拠です。
子どももママも幸せで過ごせるために、迷わず周囲を頼ってください。
周りに助けを求めることは、恥ずかしいことではありません。
勇気をもって、周囲にも頼ることが、お母さんと子どもの未来の笑顔につながります。
この記事が、今悩んでいるお母さんが、自分を責めるのをやめ、前を向いて歩きだせるきっかけになってほしいと思います。
いつか、
『本当に大変だったけど、楽しかった良い思い出だね。』
と笑って思い返せる日がきますように、心から願っています。
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